愛・地球博観覧報告。

一.導入
1.概要
 本報告は、去る2005年4月2土曜日に愛称地球博、通称愛知万博、正式名称2005年日本国際博覧会の観覧報告である。
 愛知万博は、35年ぶりに開催に日本で開催された国際博覧会である。その内容を記憶し今後の利用の為、また広く本BLOG読者に愛知万博の内容を報告し、その効果的な観覧を図るものである。

2.設定
 輸送手段:バス
 観覧時間:10時30分〜17時10分
 入場ゲート:西ゲート
 価格:バス代金 5000円、入場券 4100円
 予約パビリオン:なし

3.観覧方針
 パビリオン予約を春休みからの帰省などで手違いが生じ、出来なかった。また、主催者であるテルテスをあまり考えていないようであった。
 そこで、余が本や2ch万博板を参考にし、観覧できることを最優先として、ルーティングを考案した。観覧を最優先とは、並ばずに、空いているパビリオンを最優先する方針であるということである。

4.移動方針
 詳細なルーティングは、空き状況・移動の効率性・パビリオンの観れ数を優先して考案した。
具体的には次のようなものと成った。
 まず、西ゲートから入場。グローバル・ループへ入り、グローバル・コモン5を制圧。制圧後隣接するグローバル・コモン3を制圧。制圧後、グローバル・コモン4へ侵入する。4を制圧後、キッコロ・ゴンドラを用いて、企パビリオン・ブースBへ一気に移動。ブースBの状況を偵察。人が多い場合は、直ちにモリゾー・ゴンドラを用いて、瀬戸日本館へ。瀬戸日本館終了後、長久手に戻り、グローバル・ループを移動しグローバル・コモン1及びグローバル・コモン2を制圧。グローバル・コモンの全てを制圧後、グローバルハウスを経由しセンターゾーンへ侵入。西ゲートを目指しつつ、各地を制圧し、西ゲートへ接近する。西ゲート到着を持って、観覧を終了する。

二.入場報告
1.万博会場到着
 万博会場近辺は造形を最近行った様子を良くわかる様子だった。高速から眺めた風景は、砂が露呈している部位が多く、最近つくられたものだと良くわかる。道路は空いていおり、駐車場侵入は、渋滞など無く楽に出来た。到着時間は、10時10分程度だった。

2.西ゲートへ移動
 西ゲートから団体バスが到着する地点からある程度の距離がある。距離的には1kmほどあった。途中には、公園西駅やバス専用の駐車場が存在した。西ゲートまでは、直線部には東京駅や関空などに設置されている動く歩道がある。
 
 

3.西ゲート突破
 万博では2つの方法での持ち物や危険物検査が実施される。A:目視によるもの、B:機械によるものである。西ゲート接近時、鞄の口を広く開けて、まずAを受ける。余は、持込禁止物であったペットボトルをスルーできた。だが、没収されるものと考えていたので、中身は空であった。その為かもしれない。次にBの検査を受けた。Bは空港などであるゲート式金属センサーを通過することで完了する。空港と同様に、金属類はあらかじめ提出し、ゲート外で受け取る。金属センサーの感度が不明瞭で、どの程度の金属を提出する必要があるかは断定できないが、ベルトは外さなかった。

三.グローバル・コモン3
1.概要
 グローバル・コモン3は西欧や南欧諸国のパビリオンがある。方針では、5からと成っているが、初めてきたので、自己位置がわからず、迷った。その結果、目前の3から侵入した。ドイツ館が100分待ち以外は、待たずに入れる。
 

2.ドイツ館
 100分待ちで入館せず。

3.ギリシャ
 入館して観れる、並木道が良い。また、パルテノン神殿をイメージしたエリアも良かった。

4.スペイン館
 入館迄少し時間がかかった。入館時にインフォメーションが存在するからである。インフォメーションを聞いてから、大きな部屋に入る。360度にプロジェクター映像が流される。その周りにトンネル的に部屋が存在し、項目ごとの展示がある。宇宙関連とドン・キホーテ、食べ物系の展示が記憶に残る展示だった。
 
 
 
 
 

5.フランス館
 鏡の部屋があった。暗くて、ぶつかりそうになるので注意が必要である。でかい電球があり、その意味は解説を逃したので、不明であった。個人的に興味深かったのは、サーチライトである。上からサーチライトが照らされる。人がいるところだけを追尾して、照らす。ルパン三世のOPやカリオストロの城で槍やライトから逃げるルパン三世の気分に成れる。が、走るのは危険なので、空いているときしかできない。
 

6.ブルガリア
 ガラスのオブジェクトの中に、チュジニアで有名な油や香が綺麗。
 
 
7.トルコ館
 自然の幾何学がタイトル。幾何学的な模様やオブジェが観れる。
 
 

8.反省
 位置が良くわからず、スルーしたパビリオンが多かった。

三.グローバル・コモン5
1.概要
 コモン5はアフリカ諸国のパビリオンである。

2.エジプト館
 レプリカであるが、エジプトらしい展示物が多くあった。
 
 

3.NEDOパビリオン
 結果的に入館していないが、その場で予約をした。最新技術が見れる面白いパビリオンだと思うので、次回みたい。

4.反省
 NEDOパビリオンは、観ておくべきだった。

四.グローバル・コモン4
1.概要
 コモン4は、北欧と東欧のパビリオンである。大国ロシアがあり、ロシアは大国という感じのパビリオンであった。

2.アイルランド
 十字架のオブジェクトが多数あった。

3.イギリス館
 陽気なイギリス人に勧誘され、入る。映像系の体験機械がある。これらは面白い。

4.ロシア館
 大国ロシアという感じがある。マンモスのレプリカがある。宇宙系の展示や技術系の展示が良かった。
 
 
 
 
 
 
 
 

5.北欧共同館
 絵手紙がもらえる。湖の青いやつが綺麗である。

6.反省
 特に無いが、スルーしたパビリオンが多い。

四.キッコロ・ゴンドラ
1.概要
 グローバル・コモン4と企業パビリオンゾーンB間を移動できるゴンドラ。
 価格は、600円と高い。

2.移動
 一気に移動する為利用。値段が高いが、やむ終えない。
 長久手会場がほぼ見れる。
 
 
 
 
 
 
五.企業パビリオンゾーンB
1.概要
 大手企業が多いゾーン。人が多すぎて、予約なしでは観覧はほとんど不可能であろう。
 
 

2.反省
 予約が無いと、観覧は不可能。

六.モリゾー・ゴンドラ
 キッコロは、有料だがモリゾーは無料である。瀬戸会場へ移動する為利用する。
 途中プライバシー保護の為、液晶による発光と思われる遮蔽がかかる。

七.瀬戸会場
1.概要
 情報筋では、瀬戸日本館は優れているとあった。企業が困難な状況なので、予定道理ここに移動する。
 
 

2.キッコロ発見
 

3.瀬戸日本館
 ここは、整理券が無いと入場は不可能。が、比較的簡単に入手できると思う。瀬戸会場自体人が余り居ない。瀬戸日本館は、まず暗室の地下に入る。地下では、和紙をスクリーンにしたすばらしい映像が見れる。7分程度それは上映される。
 次に、2階へ移動させられる。2階では、一粒の種という劇が観れる。15分程度である。大変良い内容である。最後に3階とあがり、美術作品を見て、瀬戸日本館は終わる。
瀬戸日本館は、日本らしいものが観れる。お薦めできる。
なお、館内撮影不可の為、外延部の美術品を掲載する。
 
 

4.反省
 瀬戸愛知館に時間の関係いけなかったのが残念である。

八.グローバル・コモン1
1.概要
 コモン1はアジア系のパビリオンがある。空いている。

2.インド館
 2階に菩提樹の布オブジェクトがある。

3.韓国館
 映像系展示が良い。

4.中国館
 時間が無く、即効戦。赤い。中では、演奏があった。

5.スリランカ
 天井にじゅうたんが展示されている。美しく良い。
 

6.バングラディッシュ館
 綺麗な展示物が目に入る。

7.反省
 中央アジア館に行きたかった。

九.グローバル・コモン2
1.概要
アメリカ館や国連館がある。アメリカとカナダのみ人気がある。

2.アメリカ館
 映像系のパビリオン。人気である。注意すべきは、金属探知機がゲート前に存在すること。
 入場のときみたいに、ある程度金属に注意。ただし、鍵や財布は反応しないと、係員に言われた。

3.国連
 国連活動の展示がある。広くて、空いている。休憩には良いかも。

4.反省
 時間的にアメリカ以外はほとんどスルー状態。

十.撤退
 時間的に厳しくなったので、西ゲートへ向けて移動開始。
 このときは、歩きで足がかなり痛くなった。
 

十一.結論
 混雑を避けて、見れることを最優先して、観覧した。
 その結果、技術と文化の展覧会である万博の文化を主体として観たことになった。
 次回は、技術を優先して、さらによいルートを考案し、瀬戸日本館など良いパビリオンを回りたい。
 歩き疲れ、足が痛くなったが、その展示物や内容は大変面白かった。

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