土曜日登校の始まり。

 土曜日登校というのは、大学では放送大学の第一回目講義以来である。土曜日の朝一。起きるのが辛く、寝ていたい気分であったが、勉強の為に登校する。大学にはいつも道理、始業20分前を目安として到着した。さすがに土曜日ということで、人影は少ない。常にこれぐらいの人数だと喜ばしい。人ごみを見ると気分が悪い。
 教室に入る前に、友人と接触した。雑談をしつつ入室し、席に座る。この時点でも20人ぐらいの学生がすでに着席を済ませていた。始業まで雑談を更に続けつつ、待機した。すでに先生は教室内に居て、3人居た。前回教職教科担当で教職教科主席担当の先生、見知らぬ先生、見知らぬ先生の3人である。シラバスをあらかじめ配布するということで、雑談やそれの回収作業を行った。ここで妙に思ったのが、人数がどんどん増えていくことである。2人で座るのが一般だが、それを埋めても人が増えてくる。どうやら、本教科は履修人数が非常に多いようである。我々は、2人座りで乗り切れたが、3人座りとなるところが多かった。と成ると、遅刻すると危険なことになる。
 さて、授業が始まる。まず見知らぬ先生1が仕切る。とりあえず、話を聞き終わって、見知らぬ先生1には悪い印象が残った。本教科、教育心理学は非常に履修者が多い。例年に比べて多すぎるそうだ。見知らぬ先生2が本授業の担当のようだが、教職教科主席担当と共に、先生2が新着の先生の為に、導入部を支援するためと人数の多さについて、話すことがあって、来た様だ。主席担当と先生1は、その話を終えると、退出していった。主席担当の先生は、かねてから好感を持っている先生である。まったく嫌悪感などは生まれない。対して、先生1は悪意の塊としか思えないような人物であった。自ら、黒幕のような先生という風に自己評価をしていたが、そう思える。嫌悪が生まれた。人数が多いのことに対して、あらゆる方策を使って、履修者の人数を減らすための講話を行った。気分を特に害したのは、曰く。土曜日の貴重な朝の時間を頑張って来るのは良いけど、ほかのことに使っても良いんだよ。余の方針としては、高い学費を納付している大学で出来る限り授業を受ける。そのことで、学費に見合う見返りを得ることである。150万も支払っている身としては、遊んで大学生活を終わらすことは非常に勿体無い。そういうのを目的とする輩は、大学に行かないで遊んだほうが安上がりで良い。人が学びに来ているのにそれを排除するような姿勢を見せた先生1は、今後も好きになれないであろう。
 序盤から、人数の多さと、先生1のお陰で気分を著しく害したが、2限目からの授業は良かった。先生2も厳しい人物であると見たが、先生1のような害する答弁を行わないので、まったく問題ない。内容は、初回授業で、序論的概要的者だった為と気分を害したので割愛。
 終了後、友人と昼食を取る。摂取後に大学の枝垂れ桜の写真を数枚撮影して、岐路に着く。

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