JR脱線事故 死者106人 運転士遺体確認 救出活動を終了

兵庫県尼崎市のJR福知山線脱線事故で、県警尼崎東署捜査本部と尼崎市消防局は二十八日午後、マンション一階に突っ込んだ先頭車両から高見隆二郎運転士(23)を搬出し死亡を確認した。死者は計百六人に上り、戦後の列車事故史上四番目の惨事となった。救出活動はこの日で終了、今後は事故原因の解明と、JR西日本の刑事責任の追及に焦点が移る。
 県警によると、死亡したのは男性五十九人と女性四十七人、負傷者は四百六十一人。現在も親族らの安否の分からない約三十人が尼崎市内の遺体安置所に待機している。死者が百人を超えたことについて、JR西日本垣内剛社長は「痛恨の極み」と述べた。

 事故から4日経つ。事故から2日まではある程度生存者は救出されたいた。報道などによると、先頭車両2両での遺体収容量大きいそうだ。2日の時点で、救出が出来ていた範囲は、2両目までである。3日目にマンション地下に突入した1両目を捕捉。数十体の遺体発見という報道があった。当初、自動車と衝突したと報道されたこの事故。次第にその原因が明らかになってくる。置石は結局存在せず、脱線時の車輪等の接触によるものであるようだ。
 さらに、当初133km/hまで脱線しないといわれていたカーブの突入速度であるが、テレビ出演したうちの大学教授が計算したものによると、109km/h程度で限界だそうだ。それは、車両に乗客の重さ加わり、カーブ時の遠心力やサスペンションへの負荷が増加するためだそうだ。現在、現場検証に入っている現地。確認しながら検証している。相当破壊が酷いということである。
 本件と直接的に関係ないことであるが、ここで言及しておく。大学で友人とも話していたのだが、この鉄道事故がおきて以来、オーバーランの発生が増えている。また、JALが不祥事を起こした時もそのあと立て続きに不祥事が発生し、報道された現象が起きた。この現象は良く見るものである。原因はそれに対するメディア集中により、見えにくかったものが見えるようになったことなどもあるとおもうが、研究してもいないので、断言できない。読んでいる人もそうおもっていないだろうか。
ソース:(産経新聞http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050429-00000001-san-soci

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