昨日の午後と病。

 昨日の午後、実はかなり体調的には限界であった。親が来ることを知っていなければ、親と合流する時間を待たずに、救急車を呼びつけて病院に搬送してもらうことは確実であった。実に14日の17時。胃の調子が臨界に突入した。嘔吐すらしなかったものの、吐き気は最大のものとなっていた。その時に親と合流した。緊急病院に連絡をいれ、車で出向する。
 金沢は余の地元と比べ物にならない大都市である。胃の専門である医者が、時間外でもいる大きな病院に向かった。だが、治療は特に無く、胃カメラバリウムもなかった。とりあえず、判明したのは緊急を要する手術の必要性が無いこと、ウィルスなどの重大な病原菌には感染していないこと。レントゲンと血液検査で判明した。
 失望した。これだけ大規模病院なら時間外でももっと良い検査が出来ないのか。実に金沢は病院が多い。大きな病院は午前診察のみで、午後は入院患者の診察である。大学が忙しい中、午前に医者に向かうことは極めて厳しい。一度赤十字に午後行ったが、別の診療所に回された。ほかの大都市でもそうかもしれないが、ニーズを満たせていない状態ではないだろうか。
 容態については、現在大分回復した。食あたりか何かかもしれないし、精神的なものが大なる原因かもしれない。かかりつけ病院で火曜日にバリウムを飲む予定なので、その時もう少し詳しい原因が判明するだろうが、大分楽になってはいる。救急車を呼ぶという苦しみが嘘のようである。とりあえず、病が完治していないが、課題があるので、シルクロードを見てから病を押して大学に向かう。

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