EXPO 2005 Second

一.導入

1.概要

 本報告は、去る2005年6月1日水曜日に訪問した、愛称地球博、通称愛知万博、正式名称2005年日本国際博覧会の観覧報告である。
 すでに、4月1日に一度訪問を終え、今回は2度目の訪問となる。その経験を生かし、今回は予約などを効果的に使った観覧計画を立案した。その立案内容と結果をここに紹介する。

2.設定

 輸送手段:電車。

 観覧時間:10時30分〜18時10分

 入場ゲート:北ゲート

 価格:金沢駅ー万博会場駅 往復(特急はくたか、指定席) 17000円、入場券:4600円

 予約パビリオン:グローバルハウスオレンジ 11時10分〜 トヨタ館 1時30分〜

3.観覧方針
 今回は当初から人が少ないと思われる平日を設定し、企業パビリオンを全力で見ることを優先するルーティングを考案した。また、極力並ぶという姿勢を訪問前から決意していた。
 初回の観覧の経験を生かした観覧方針を立案した。

4.移動方針
 今回は、団体入場ではなく、個人での参加の為、北ゲートからの入場となる。速やかに、企業ゾーンAに侵入し、ひとつだけパビリオンを制圧。グローバルハウスの予約時間が厳しいので、直ちにセンターゾーンに移動。グローバルハウスオレンジを制圧後、NEDOパビリオンの会場予約のために、NEDO方面に移動。状況によっては、長久手日本館、大地の塔を制圧。NEDOパビリオンの状況確認を行い、判断。初回未訪問アフリカ共同館を制圧。グローバルループを使い、グローバルコモン6に移動。オセアニア圏の未訪問パビリオンを制圧。企業パビリオンBに移動し、トヨタ館を制圧。空いている企業パビリオンを制圧。瀬戸会場へ移動。瀬戸日本館を制圧、続いて瀬戸愛知館を制圧。長久手会場に戻り、時間ぎりぎりまで活動。北ゲートを通り、撤退する。

二.入場まで
 今回は、平日ということで、前回利用したバスが使えなかった。その為、電車を使って移動した。朝、6時半に金沢駅を出発。金沢ー福井ー岐阜ー名古屋駅と移動した。その後、名古屋鉄道環状線に乗り換え、万博八草駅に移動した。愛知環状鉄道のEXPOエクスプレスは、非常に混んでいる。状況によっては、一本遅らせたほうがよいかもしれない。万博八草までは、30分程度かかる。混んでいれば、30分間スタンド状態で乗車である。
 万博八草駅はかなり混雑している。リニモの運搬量に比べ、少なすぎる。その為、万博八草で、オーバーが発生するのである。万博八草駅は、ある程度の混雑を覚悟したほうがよいだろう。特に行きのリニモなどは、混雑の極みである。



三.入場報告
1.万博会場到着
 リニモ下車からは、比較的スムーズであった。入場は二回目だったので、金属系はすべてかばんに入れて、すんなりチェックを突破した。手製の弁当を持っていったが、それも相手はそれが弁当と判断せずにスルーした可能性が高い。

2.入場後
 入場後、時間を確認すると、グローバルハウスオレンジの予約時間がかなり近かった。企業パビリオンに向かうことをやめ、直ちに移動を開始する。大体方角は認知しているので、余のリードで移動を開始した。

3.グローバルハウスオレンジ。

グローバルハウスに着くと、整理券配布中で、それを求める人とグローバルハウスに向かう人で、前後乱れていた。上手く回避して、オレンジハウスのゲートへ向かう。入場券を提示して、PDAを使って、予約確認をしてもらう。晴れて、グローバルハウスオレンジに向かう。オレンジゲートに入場前に、内部の高画質シアターで使う映像を撮る。われわれの映像で、30sぐらい録画される。このときハウスは鳩系の鳥が生息していて、糞の被害にあう。気づいてみると、足元はかなり白い。ハウスを構成している上部構造は鳥が止まっており、危険な感じはした。
 5分程度待たされて、入場する。入場後も説明で何かと時間を食う。産業技術総合研究所が開発した赤外線利用解説端末の説明や撮影禁止の説明である。
 それらが、終わりまず、NHKが主に出費している次々世代ハイビジョン映像を見る。これはかなりきれいであった。音楽も80個のスピーカら流れるもので、かなり臨場感がある。非常に自然に近い音楽が聞こえた。ただし、映像素材に少し問題がある。海とか自然系統で固めてほしかった。映像は5分程度。入場前に撮影した映像はここで使われる。
 続いて、展示コーナー。つきの石やメーベーやら、NHKの生放映スタジオがあるが、やはりここは、田中久重が作った万年時計。その復元モデルがもっとも面白く興味深い展示物である。マンモスもこの後見るが、万年時計の方が感動する。

4.グローバルハウスを後にして
 ルーティング道理、NEDOに向かって移動する。当日は30度近い気温と言われ、危険だと感じていたが、そこまで危険な温度には、至らなかった。歩いていて、限界を感じる暑さではなかったが、日差しは強く感じた。
途中、長久手日本館や大地の塔を確認。待ち時間120分且つ事前予約すべて不能のためスルー。
 このあたりで気づくが、修学旅行の学生が多い。どこかわからない制服を着た学生が多い。さらに、遠足で着ている保育園まで見かける事態になった。
 
 
 

5.グローバルコモン5
 グローバルコモン5に進入した。NEDOパビリオンは、事前予約がすでに終了していて、見送ることを決意した。60分待ちで待てば見れると思うが、トヨタを考えると、危険であったのだ。今回は、予約にかなり踊らされた。NEDOを早期に見放し、アフリカ共同館に向かう。

6.アフリカ共同館
 全体に商品を羅列しているパビリオンであった。アフリカ諸国は文化が似ているので、展示してるものもほとんど似ていた。








7.グローバルコモン6へ移動。
 コモン5を見終え、オセアニア圏のパビリオンを見ることにする。途中、本日から始まったパレードに出会う。暑いのにご苦労である。快く写真も撮影さえてくれた。

8.グローバルコモン6
 ここらは、どのパビリオンに向かったか記憶があいまいである。おそらく南太平洋共同館、タイ館、インドネシア館、シンガポール館、フィリピン館、マレーシア館、オーストラリア館などであろう。タイ館とフィリピン館は、かなりよかった。
 写真は、どれがどのパビリオンか不明だが、掲載しておく。













9.企業パビリオンゾーンB
 トヨタ館に。撮影不可能で特に撮影はしていない。まああれぐらいだろう。戦後からの技術進歩を見ると、戦中の人などが見るとかなり珍しいのであろう。余は最先端技術系に触れている世代なので、特に驚きはない。予約が取れたら見たらよいが、これに数時間使って待つのは愚の骨頂である。ほかのパビリオンを回ったほうが面白い。



10.瀬戸会場
 企業パビリオンは人が多いので瀬戸への移動を決意。昼食もとる必要があったので、瀬戸会場でとることにし、ゴンドラに並ぶ。思ったより人が多く、20分ぐらいかかった。

11.瀬戸会場
 瀬戸会場到着後、とりあえず、瀬戸日本館の整理券を確保する。その後、持ち込んだ弁当を食す。周りを眺めていると、救急車が入ってきた。日射病か?

12.瀬戸日本館
 2回目だが、良い。和紙の映像は飽きがあったが、後編は2回目でもいい。

13.瀬戸愛知館
 初めて入った。待ち時間が思ったより長かった。自然保護を正面から訴えるパビリオンだった。海上の自然など紹介するパビリオンであった。

右下にモリゾーが写ってた。

14.帰還
 瀬戸からロープウェーで移動。混雑が予想されたので、リニモで撤退する方向になった。この時点でも混んでいたので、正解であった。企業パビリオンがおもしろかったが、平日でも人が多いのに驚いた。特に修学旅行生がいたのはまったくの予想外であった。

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