常任理拡大、「日本含む2カ国」・米が初の具体案

 【ワシントン=加藤秀央】米国務省のバーンズ次官(政治担当)は16日、国連安保理改革について記者会見し、米国は常任理事国を2カ国程度、非常任理事国を2ないし3カ国増やす案を提唱する方針を表明した。「常任理事国候補のうち1カ国は日本」と明言した。
 米政府が安保理改革の具体案を示したのは初めて。同次官は残りの常任理事国非常任理事国の候補にどの国を支持するかは決めていないとし、経済力や人口、国連平和維持活動(PKO)への協力など数項目からなる基準を来週にも発表、他の有力国と議論していく方針を明らかにした。

 ようやく米国が動き出したという感じが強い。米国の思惑道理国連を動かすために、G4の安保理改革提案を好ましく思わないという表明をしてきたが、ここにきて、米国が名指しで安保理常任理事国に日本をというのは、心強い。現常任理事国からも余り賛同が無く、可決が困難と成っているG4の安保理改革案。この際、日本が常任理事国に格上げされるのであれば、どの様な法案や決議によっても良い。
ソース:(日経新聞http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20050616AT2M1603016062005.html

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