忘却の彼方1 そういえば布団を干してた。
眠ろうと思った時、ふと思う。ヘッドが広いな。そういえば布団が無い。カーテンで覆った窓を見るとそこに干したままの布団があった。思えば、夜に虫がいつもに居ないのに、2匹ほど飛び回っていた。網戸がしてあるはずなのに、どこから入ってくるのだと思っていた。
網戸などしておらず、布団を干していたのである。入ってくるに決まっている。うむ。触れてみると濡れていた。そういえば雨が降っていた気がする。暑いので布団はいらないが、濡れたと成ると、カビが生えるかもしれない。然しながら、朝起きてみると乾いていた。広げて置いて置いたのが幸いした。