京都駅での別れ

 京都出身のえこひいきであるかもしれないが、京都駅は余が行ったことがある駅の中で最も素晴らしい駅である。余の電車の出発まで時間があったので、京都駅ビルで夕食をとることになった。ライスカレーを余は味わいながら、観光を立案された総理に礼を伝える。次回サミットの予定など最後の締めくくりと成る会話を行った。 21時5分、食事を終え、京都駅0番ホームへ移動。改札を通ったところで、3人と別れた。だが、数分後再び出会うことになる。神戸方面行きの新快速電車に乗り遅れ、一本遅らせることになったからである。余は帰還時間が不明だったため、自由席の旅券しか持って居なかった。列に並びながら、列車が来るときまで会話を行った。 列に並ぶ時間が遅かったので、席には座れなかった。帝国宇宙軍最高司令長官、総理、おみさんに敬礼をしながら、京都を発った。
 立って電車の時間をすごした。京都駅発車から30分途中停車駅敦賀まで時間があるのに席が空いた。座ろうかと思ったが、前の女性に譲った。敦賀に着けば、多く席があくだろうと思っていたのと、立っていてもそこまで苦ではなかったからである。敦賀でその女性は降り、その席に変わりに座った。10人ぐらいが立っていたが、敦賀で多くの人が降り、殆どの人が座れていた。余の隣の人は、福井で降りた。
 金沢には、23時23分頃に着いた。予想通り雪が降っていた。だが、積もっては居なかった。雨ではないので、傘を差さなくても自転車を漕げる。颯爽とした気分で、金沢の下宿へと帰った。大体30分ぐらいかかった。

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