バイオハザード4

 バイオハザード4は元々ゲームキューブで発売されていた作品である。それをGCでの発売から一年経過した本年12月初頭に機種台数が多いPS2に移植発売されたのである。PS2版バイオ4では、GC版ではなかった主人公を補佐していた女性スパイエイダのストーリーを楽しめる点や、コスチュームに主人公が助ける少女の防御力を無敵にする鎧などが追加されている。対して悪くなった点というのがある。レビューサイトによると、グラフィックがGC版に比べて荒くなったのと、ロード時間が長いということである。この点を考えてもそして、何よりGCを持っていないのでPS2版を購入するのである。
 特にバイオシリーズを好んでプレイしない余がバイオ4をなぜ買うかという理由は、バイオ4が今までのバイオハザードシリーズと比べ射撃に重点を置いているからである。例えば武器の種類が多い。それに敵の特定箇所、例えば足や腕を狙い撃ちするということは今までのバイオでは出来なかった。それは、恐怖にバイオシリーズの価値を置いていたからである。そういう面から見ると、バイオ4ではバイオシリーズではない作品と位置づけられるものかもしれない。
 さて、バイオ4を実際プレイしてだが、これが面白い。特に足など狙い撃ちが出来る点はFPSみたいで良い。また、ストーリーも個人的に面白かったし、敵もそこそこ強い。そして、謎解きの煩わしさが今までのシリーズと比べて低下している点が良い。射撃するゲームと成っているので余の嗜好に非常に良く適合した。

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