毎年恒例!今年の年賀状の文面を分析する!

 本年年賀状の文面を何にするかは作成直前まで混迷していた。
 NHKスペシャル新シルクロードの影響から「色即是空空即是色」、「すべてはうつろう」のどちらかが確実視されていたが、大穴の「永遠平和のために」が採用された。これは、かの西洋哲学者カント(1724-1804)の一著書の題名である。
 前年度の文面は、仏陀の言葉の一文を使っている。映画イノセンスで数度引用された「孤独に歩め、求めることは少なく、林の中の象のように」である。絶対永久皇帝は、2年連続仏教関連であるは望ましくないと判断し、2005年に読書し大きく影響を受けた書「永遠平和のために」を2006年の年賀状文面と定めた。また、2005年に大学のメンバーにその評価を聞いたところ、宗教色が強いという嫌悪が見られたからである。この時、制定された大帝国国旗を絵柄として挿入していた。こちらの影響が大きかったのだと思うが、連続してそれを行うのは世間一般的に好ましくないという意見が大勢を占めたようだ。
 伝統的に年賀状というものは新年の挨拶を述べるものであることは認識している。しかし、仏陀の言葉やカントの著書の題名でもその任を全うできるものと絶対永久皇帝は考え、その点も考慮して決定したと述べている。
 さて、絶対永久皇帝はこの文面を安易な考えで決定したものではないと続ける。2006年は、大宇宙拡大大帝国の最終目的の一つ、全生物の永久的平和生存を強調し、それを達成できる制度を考案する年にするという意気込みがあるようだ。それに伴い、遂に大帝国憲法草案が3月より製作される見通しになった。立憲体制の確立により、前述の目的を達成させようと言うことである。
 大宇宙拡大大帝国と絶対永久皇帝は本年の目標を永遠平和の達成に選定したのである。そして、それを年賀状という媒体を通じて、表明したのである。

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