古畑任三郎ファイナル フェアな殺人者

 この時代の国民的英雄イチローが出演することと同時に正月に古畑シリーズを放映することは某BLOGで知った。それからどのような絵になるのかと考えていた。
 イチローが古畑達と初めて接触したときのアクションが予想外のものだった。古畑達が思ったように、あの有名な元刑事で警備員に転向したした人の弟役の設定だったとは。発言も大衆的で思っていたものと全く異なるものであった。
 第二夜はイチローがかなり光っていた。ストーリーは第一夜に勝てていない。途中に古畑とイチローが約束したようにフェアプレイで最後まで事件を解決する方向でやってくれていたら面白かったのだが、イチローの兄さんの警備員を逮捕したことで、イチローの平常心を揺らして犯行を認めさせるというのはフェアでは無かった。
 第一夜より40分ほど放送時間が短かったが、その時間を使ってフェアな解決方法を見せてくれたら、第一夜の満足感を超えるものだったかもしれないと。

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