実験空間創造学 第76回レポート

実験空間創造学 第76回レポート
ipod エンターテイメント革命 自分のラジオ局、テレビ局が誰でも作れる!
参加者:土屋礼央(講師)、大谷和利(講師)、品川英雄(司会)

 本日実験空間創造学が実施された。講師として土屋礼央氏と大谷和利氏が、司会者として品川英雄氏が来た。土屋氏はラジオで番組を勤めていたことから、本日はipod革命という講義であるが、ラジオのコアなネタに流れるのかとあまり期待はしていなかった。しかし、芸人的な土屋氏と技術専門家の大谷氏という2人により、非常に面白く、エンターテイメント革命について学べたなという感想を持たせる講義となった。
 以下、余のアナログなメモを記載して、内容を再現する。

 5時、開催時刻。ipodのCMが流れ、司会者たる品川氏が登場する。
品川氏

 試験前の忙しい時期に集まっていただきありがとうございました。皆さんどんな音楽が好きですか?私が大学生の時に、ウォークマンが出来、音楽がどこでも聴けるようになり、画期的でした。しかし、ipodが登場して、さらに劇的な変化をしました。

 2人の紹介を行い、土屋氏、大谷氏が登場する。

品川氏

 お二人にとってipodとは

土屋氏

 これは戦いです。レコード会社は好意的ではなかった。

大谷氏

 色々なものが入れることが出来るところが魅力的。

品川氏が、ipodユーザーについて確認する。会場では40人ぐらいが居たが、半分がユーザー、ネットで音楽を購入したことがあるひとは1,2人程度。

品川氏

 ipodが生まれて何が変わりましたか

土屋氏

 1000曲入れられると聴いて、すごいと思った。簡単に曲が聴ける。音楽が手軽になった。

品川氏

 1998年がピークでCDの売り上げが低下しました。

土屋氏

 ipodを勝手自慢したら、会社の敵といわれました。音楽を聴くCDとしての売り上げは減っているが、着メロやipodなど出口は増えている。音楽を聴く人は減っていないと思う。

品川氏

ipodはユーザーから見てどれだけ楽になったのですか

大谷氏

 最初は5G。1000曲入った。マスコミはこんなものは多すぎて日本では売れないと叩いた。だが、ipodによってライフスタイルが変わってしまった。思い出、データ、などなんでも入る。自分の分身として使える。

品川氏

 30〜40代の人が飛びついた。CDを沢山持っていてたが、整理ができていなかった。パソコンに一度入れることで簡単に整理できた。聴いていない曲も出てきて、俺ってこんな言い曲を聴いていたのかと思える。聴くシーンが変わった。

土屋氏

 音楽は作業をしながら聴ける。徐々にipodが守備範囲を広げた。

品川氏

 どんな風に使っていますか。

大谷氏

 ipodの場合、今までのapple商品違いアクセサリーの多さが違う。ipodは大事に使ってもらうためにわざと傷つきやすい設計がしてある。それが、ケースを売ることにもつながった。ipod関連で儲けを作るグループが出来た。
 遊びのあるデザインである。

 写真機能でスクロールが早いのでパラパラ漫画のようなものを作ってきた大谷氏が実演を行う。

品川氏

 音楽だけではなく、クリエーターみたいなことが出来る。

品川氏

 持ち運べる点。外でも仕事をしなければ成らなくなった。素人見であるが、デザインが良かった。ファッションして音楽を聴く。

品川氏

 ポッドキャスティングとは何ですか

土屋氏

 持ち運べるラジオ

品川氏

 今でも持ち運べますが

土屋氏

 自分のペースで聴けるラジオ。自分の好きなときに聴けて、時間の縛りが無い。

品川氏

 それをやろうとしたきっかけは

土屋氏

 オールナイトニッポンが終わったから。正直よこしまな気持ちです。

 ここで、土屋氏の作った乗車男(環状線を回りながら、収録したラジオ)の紹介。

品川氏

 ポットキャスティングで難しいことは何ですか

土屋氏

 音楽が使えない。ジャスラック

大谷氏

 米国では30秒プレビューで音楽を使ってもいいことに暗黙的になり始めた。日本と米国は環境が異なり、日本では出来ない。年内にも利用できるようになる。

品川氏

 ポッドキャスティングの発信者は

大谷氏

 米国では個人が圧倒的に多い。企業の安全担当者が自分で安全性をアピールすることなど。日本では、ラジオ局、テレビ局が多い。チャンネルを独自に保有しているのにやっている。

 ここで、KITCMなるポッドキャストの作成土屋氏の主導で行われた。参加型講義のように、我々も声を出した。後々公開されるようだが、土屋氏のBLOGにはまだ無い。

品川氏

 ipod技術に関して

 大谷氏の主導で、ipodで地図を表示していく方法やipodをつかった様々な方法を紹介。

大谷氏

 音楽以外でも遊べます

土屋氏

 画像はどこから

大谷氏

 クイックタイムの保存機能を使う。ほとんどがインターネットです。

 
 最後に質問が行われ、本日の講義は終了した。読者には笑いどころが分からないと思うが、参加型の部分は余も記録をとらずに、参加していたので、半分程度議事録が無い。また、技術紹介は一方的なレクチャーで記録が難しかった。然しながら、参加した創造学の中では一番長かった。

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