06年春審議 第一日目

　本日より06年春審議を開催する。開催に当たって、統合資料2006を各委員に配布した。印刷は大学のレーザープリンタで行ったものである。プリンタのシアンカードリッジが切れており、カラー化された統合資料2006は青い色を発揮できないまま印刷されてしまった。審議開催に際して発生した問題は、統合資料2006の印刷に不具合があったことぐらいであった。
　まず本日は統合資料2006を全体的に見て意見を戦わせた。まず、統合資料2006が旧統合資料2005（所謂第二版第二刷）と項目に新しいものが無く、大きく目立った変化が無いことが指摘された。さらに、当初執筆が予定されていて中止された沿革、地方行政、行政区分図、情報組織などの復活が要求された。また、今回初めて明文化された国家権力監査集団に関する言及が浅いという指摘も挙がった。
　委員長たる余からは、旧統合資料から改正した制度について説明した。特に未解決ながら進歩を見せている行政制度に関してと今次改正にて正式に宣言された帝国軍の文民統制化である。
　全体審議終了後、第一章の審議に移行した。第一章は大帝国の概要について記載した章である。第一章に関しては概ね理解できる内容であった。第一章で採用されている図一つがわかりにくく改善すべきという意見が出たのみである。
　統合資料は大帝国建国委員会内で統一した国家観念を形成するものである。全くの素人でも高校卒業程度の知識を保有していれば理解できることを目指しているものである。第一章は委員が理解できるものであり、旧統合資料より高度化していると評価された。
　尚審議は、20時から23時30分まで開催され、24時には解散した。