中国:人工衛星の破壊実験に成功 米が懸念表明*43

 我が国でも官房長官が宇宙の平和利用への懸念を表明した。我が国の場合、懸念を表明したと表明するだけで、実行効果があるように取られるが、その様なことは全くない。米国は懸念を表明したが、米軍は既に衛星攻撃能力を1980年代に保有しており、「中国がアメリカと同じ力を持つこと」に対して懸念を表明したのである。
 我が国がここで勘違いをしてはいけないのが、中長期的に考えると我が国にとって危機的な状況であることだ。我が国が衛星を必要とする事態が発生した場合に、それを破壊されたとすると、衛星の用途となる通信と偵察に重大な支障が発生する。
 ここで、筆者が考える対策は、「成層圏プラットフォーム」である。この計画の本来の目的は、気球を11個成層圏に置き、我が国の通信や災害情報収集を支援するものである。防衛しか出来ない我が国に取って代用出来る手段の一つではないだろうか。

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