F.E.A.R Extraction Point
F.E.A.R. : Extraction Point Expanion Pack (輸入版)
- 出版社/メーカー: Vivendi Universal
- 発売日: 2006/10/24
- メディア: CD-ROM
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はじめに
先日F.E.A.R.(以下FEAR)について触れた。その中で、拡張版が日本語化されていないこと触れているので、重複となる。ライブドアがゲーム販売に力を入れることが出来なくなり、FEAR日本語版を発売していたライブドアから拡張版のF.E.A.R Extraction Point(以下FEARXP)が発売されることはなかった。FEARXPの入手は、輸入が基本である。
FEAR購入の際に存在を知ったので、同時に注文した。また、これも日本語化の措置が合ったことが大きい。チートコードは当然同じシステム構成から使える者と判断して購入し、実際使用できた。
恐怖面の評価
ストーリーモードのクリア時間は拡張版である故に短くなったが、恐怖は倍増したと感じた。FEARでは基本的に対人戦闘がだった。FEARXPも最後まで主力は対人戦闘となるが、FEARの最終局面で出現した超常現象の敵が出現する。このうち、空間から出現する型と透明で目のみ赤い型は嫌な感じを強烈に与える。後半になると対峙する事さえ、嫌悪感が生まれてくる。
これはそれだけ良く作り込んである評価である。良くここまで嫌な感じになるものだと思う。FEAR本編は3週したが、FEARXPは実は1周しかしていない。最終場面の病院は生理的に拒むほどのものがある。
ストーリーの評価
ストーリー面を評価すると、かなり微妙だと言わざるを得ない。FEAR本編であの終わらせ方をした状態で終わった方がまだしっくり来る。だが、FEARXPのクリア後一体どうなるんだ、結果的に何だったのか全く分からない。
FEAR本編は一応ストーリーの締めを形成出来たが、FEARXPは怪しい。登場人物に対する扱いが非常に酷であり、一体何のために居たのか全く分からない上に一体何のために主人公が行動するのかも不明確で、何をしたいかも分からないのである。
計画は無いと思うが、もう1本拡張版がないとしっくり来ない。
余談
良く銃が有れば、如何なる存在が来ようと耐えられるというフレーズ(慣用句)を聞くが、このゲームでは超常現象の敵にも銃で勝てる。このゲームではこの慣用句を実現することが出来ている。だが、筆者が個人的にこの環境に置かれた場合、この慣用句の実現は不可能である。はっきり言って自殺したほうが大分ましである。
このゲームは、そういうヤバイものにも銃が有れば耐えられる人にとって、試す機会である。
謝辞
FEARの時には、日本語化MODのお世話になった。FEARXPでも日本語化MODにお世話になった。今回は、FEARXPの日本語化MOD作成者*1に感謝を表明したい。
*1:FEARXP 日本語化MOD http://www.soflab.info/