本屋散策

 序論
 ゼミで使う数論の本を購入することをddk氏に相談したところ、貸してくれることになった。とはいっても、何時までも借りるのは迷惑だし、借りている方もそれに対して色々と配慮する場面が必要なり、面倒である。今後使用頻度が不明なので、取り合えず借りて次回のゼミを過ごす事にする予定である。
 といった話をしているときに、次期「王様の本」という大学近くの本屋に変わる書店の議論となった。ddk氏によると、大きい書店があるようで、健康診断が終わった10時半から移動を開始し、書店を訪問することにした。
 
 評価
 場所が野々市町役場の近くということで、典型的な郊外大規模店である。電気屋があったり、服屋っぽいのがあったりと、法律改正によって、実現した大規模店舗が集結し、新しい活気を生み出している地区にあった。
 距離的利便性を考えると「王様の本」と比べて不利であるが、蔵書の数は「王様の本」の4〜6倍はあると思われる。しかし、「王様の本」が得意で通常の本屋と比べて特異だった4年に1回売れれば良いと思える専門書の扱いでは劣る。「王様の本」で目立つ漫画コーナーは、この書店と同レベルであり、漫画を求める人で「王様の本」より取り扱いが悪いと思うことはないと思う。
 実家でよく利用した書店がこれに似ており、蔵書量もほぼ一緒であると思う。何故今までこのレベルの書店が、大学生の通える範囲で無かったのか疑いを持たざるを得ない。はっきり言って「王様の本」は事前に欲しい本を決めて向かっても、結局存在せず別の本を買って、怒りを収め、その後amazonで購入し、当初予定の図書予算を超過することが幾度となくあった。一時あまりに酷い惨状から、「王様の本」決別宣言まで発表した記憶がある。
 本日より、パーソナルパターン*1を変更し、「FPS(ゲーム)」から「ブック(読書)」に変更することを予定しており、amazonで読売新聞日曜日に掲載される「よみうり本堂」のレビューを参考にし、2,3の本を注文した。
 その本がこの書店で手に入ることを希望し、全面的に探索した。くまなく検索した結果、注文した本の半分が手に入った。後の半分は書店に無かったまたは、何を注文したか忘れたので探しようがなかったことから入手できなかった。
 書店に出向くことにより、新しい本に巡り会うことが出来る。確かにamazonでは「キーワード」さえ分かれば本を買うことが出来るが、その「キーワード」が知識不足等で的確に指定できなかった場合、求める情報に見合う本を手に入れることが出来ない場合がある。この点を解消するのが従来から、一部人間の趣味となっている書店巡りである。今回は、ddk氏が同行したこともあり、注目していなかった方面からの本を購入することが出来た。
 最後の購入の際に、金額に応じてポイントが付くようなのだが、書店で、それも中古ではない本を買ってポイントをもらえる書店は初めてである。しかしながら、1万円購入し、100円の返金であり、amazonの1万円かって500円の返金には劣る。(但し、amazonの場合代引きの場合どうがんばっても、手数料240円がかかる。)
 今後残す1年間に数回赴くと思うが、元々北陸圏の店であり、amazonと書店として神格化した地位を与えている「ジュンク堂書店が、離脱後の基礎的な書店であることを考え、筆者にとっては管沢にいる今だけ利用する書店である。野々市の人々にとっては、野々市町内最大の書店ではないかと思う。
 
 購入した本について
 最近購入した本について報告していないが、それは金額的に危険だからである。
 参考までに掲載すると2月〜3月の期間で冊数的には約50冊(内訳:岩波文庫(中古)30冊、新書・文庫10冊、単行本10冊)、金額的には5万程度支出したはずである。
 今回購入した本は、8冊、1万2千円であるとだけ書いておく。


 同行者の意見
 http://d.hatena.ne.jp/ddk50/20070416
 http://d.hatena.ne.jp/ddk50/20070413

*1:筆者の集中対象

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