VGAとET:QW

 誤解を解消する
 最近Geforce 9800というワードで良く検索して本建国記録に訪れる人がいるので、その件を書く。Geforce 9800という予想、すなわち情報がもたらされたのは、NVIDIAの次期ハイエンドGPUはG92である。筆者はこの情報を元に、Geforce 9800と予想されるハイエンドグラフィックチップが07年12月に発売されると記載した。
 しかし、追加情報(G92はスーパーミドルレンジGPUか?)により、Geforce 9800ではなく、Geforce 8800GTSと8600GTSの間を埋めるスーパーミドルのグラフィックチップであることと分かり、筆者としてはGeforce 9800について明確な情報を持っていない状態である。
 
 VGA購入計画
 7月に行われると言われている価格改定を見て、新しいVGAの購入を行う。現在価格は、Geforce 8800GTXは9〜8万円台、Geforce 8800GTS(640MB)が6万台、Geforce 8800GTS(320MB)が4万円台である。
 Geforce 8600シリーズは、Geforce 7シリーズに劣る側面があるため、購入候補から除外する。また、ロストプラネットベンチマーク結果、来るCrysisに備えて、ハイエンドを狙うことを決定している。
 そこで具体的に、Geforce 8800GTS(640MB)に照準をつけているのだが、販売価格が4万台になってくると大変うれしい。


 ET:QWの件
 Enemy Territory: Quake Wars:Japanのニュースによると、ET:QWベータテストは次のようになっている。

ベータはゲームの完成まで継続される。
もう少しテストが行われた後に、ベータ2がリリースされる。
ベータ2では、Valleyマップをフィーチャーする。
最終的に、ET:QWのデモがリリースされる事になる。 。
グラフィックスに関しては、最適化や画質の改善や、マップにより多くのディテールを持たせるなどの改善をするので、数週間以内に大きな違いを見る事が出来るようになる
ベータ2でパフォーマンスがどのくらい最適化されたかというと、今日GeForce 7シリーズで1600x900で全てのグラフィックス設定を最大にしてValleyマップをbotと遊んだ時に、とても美しくてフレームレートも上々だった。
(引用:Enemy Territory: Quake Wars:Japanより抜粋、強調筆者)

 まず驚いたのが、このベータテストは、発売前の簡単な調整ではなく、発売のための重要な調整であることだ。確かにベータテストである以上その通りなのだが、8月上旬に発売する聞いており、あと一ヶ月程度しかない。良くこのような状態で、発売日が06年秋、07年3月、07年6月、07年7月と言っていたものだ。もし、予定された発売日であれば、ベータテストは何時行われたのであろうか。プレイ一ヶ月がベータテストになっていたかもしれない。
 個人的に一番気になったのは、この抜粋で強調した、数週間以内という記述である。筆者は感覚的にET:QWの発売日は8月ではなく、9月だと感じ取った。もし9月になるのなら、BioShock(8月21日)やCrysis(9月11日)、MOHA:AB(8月27日)に押されて、更に不利な立場に追いやられるのは確実である。ET:QWはマルチに特化したゲームなので、上記の一部ゲームと性質が異なる部分があるが、筆者自身も予約注文の判断を変える可能性が無いとはいえない。
 パフォーマンス改善は喜びたいが、あのレベルであればGeforce 7シリーズで快適に遊べるのが当然である。遊べないほうがおかしい。S.T.A.L.K.E.R.と同水準、それより酷いとは言わないが、それに近いものがある。

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