事実と傾向

 計画を公開すると、やる気がなくなる。実際、「(結社)計画資料作成計画」は、その存在を周知のものとしてしまったため、やる気が全く起こらない。
  これは、よくよく考えれば、今までも観測されてきた事例である。制作中であること、執筆中であること、完成間近であること等々を公開したとき、その進捗度合いが大幅に低下することは昔からあった。最近では、「委員会規約」の完成遅延、思想と理論執筆遅れがある。また、最新の事例が「計画資料作成計画」であろう。
 即ち、本や側室を注文するまでの過程が楽しい訳である。また、本事例で言えば、秘密裏に作成し、公開することに楽しみがある訳であり、公開した上で作成することには、あまり楽しみがないのである。
 秘密裏に製作し、それの完成と公開に対する評価の期待が、製作へのエネルギーの源と考えることが出来る。

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