再び、目が覚めた。

 本日、青山繁晴独立総合研究所社長が、毎週水曜日にレギュラー出演する関西テレビ放映のスーパーニュース「アンカー」で青山氏が約20分程度独自の情報筋とその情報を分析した内容を日本国民に伝えてくれる「青山のニュースDEズバリ」を見た。ここ数ヶ月我が国とその周辺を騒がせているニュースについて、本日午前重大局面を迎えたのだが、その内容を踏まえて、これがいかなる状況の中行われたか推察を含め披露された。
 後世のために、本記事が扱う事象を引用する。

 尖閣諸島沖の中国漁船衝突を巡る映像流出事件で、神戸海上保安部(神戸市)所属の巡視艇「うらなみ」の主任航海士が、同船の船長に対し、「問題の映像は自分がインターネット上に投稿した」という趣旨の説明をしていることが10日、わかった。
 警視庁や東京地検は、この主任航海士が流出に関与した可能性があると見ており、警視庁が国家公務員法守秘義務)違反の疑いで取り調べを始めた。
(後略)

出典:「『巡視艇・主任航海士が「映像投稿」…警視庁聴取 : 尖閣 : 特集 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)』, http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100924-728653/news/20101110-OYT1T00639.htm ,2010年11月10日アクセス.」)

 筆者は、過去我が国の政治や国際問題に重大な興味を持って生きてきた。それを知っていることが格好良いと思っていたし、幼少期からの理想国家思想が他の人々よりも引きづり、現実を直視しない子供であったからである。だが、その情熱は突然衰えた。最大限に支持した安倍元総理大臣の突然の辞任と筆者自身が自由で何でもできた大学時代を終え、社会人になったことによる自由時間の大幅な減少理由である。そして、国政政治において批判票である白票を投票する行動も起こすこともなく、たかが個人が何を言っても世界は変わらないという無力を感じ、無気力な日々を歩んでいた。今日、仕事で姫路に行く車の中で、国会中継を聞いても、失笑せざるを得ない状態であった。
 
 だが!もはや許せん。筆者は、100パーセントすべて青山氏を全面的に無条件に信頼をおく人物としているので、すべてを信じる。青山氏の述べる言葉は、すべて我が国の国民が知らなければならない情報である。
 現政府には、呆れてものがいえない、期待をしていないという思い。そして、たかが個人が何を言っても世界を変える力は無い。その思いから、耳をふさぎ、孤独に過ごしてきた。それは、間違いであった。絶対に間違いであった。
 確かに!たしかにだ。菅総理のいうように証拠物件を「手続きを除いて、法律を無視」して、映像を公開することはできない。我が国は法律によって統治される法治国家であり、法律は守らなければならない。だが!ビデオを公開しないことが、我が国に国益になるということは絶対にない。常識で考えればわかることである。社会に出れば、建前と本音があることは皆理解することになる。いくら正論を唱えようとも、社会の体制に飲み込まれ、自分もその虜になってしまう。それを考えれば、これは中国に配慮して、非公開にしたという本音を、これは証拠物件なので公開できないという建前を述べるは、我が国の主権・領域・国民を守る契約を行っている政府として、失格というレベルではない。直ちに解散したまえ。
 筆者は死ぬのは怖いのだが、我が国と我が国の将来の繁栄に際しては、現状は実に恐ろしい状況にあるとしか思えない。
 
 実に、恐ろしい。

 白票を投じるという投票行動さえしなかった故に、現政治を批判するには臆することがあるが、白票すら投じなかった自分への戒めを含めて、記述した。
 現政府の総理大臣と官房長官の存在は、有害としかいいようがない。自民党が良いとはいえない、2大政党どちらも我が国の現状と将来に対応できるのかという不安に満ちている。
 民主主義政府を作る我々も、なぜこの馬鹿たれを当選させたのか、白票すら投じに行かなかったのか、反省しなければならない。

  
 絶対的に安倍政権を擁護するが、あのときに問題といえば、内国における失言の処理や過去から積み重ねて安倍政権時代にばれた年金問題外交問題靖国がどうとかという問題であった。それぞれが軽い問題であるとは思わないが、今日の領土防衛という我が国と我が国の将来の主権、領域、国民を揺らがす問題ではなかった。そのような失政で退陣されたのは、応援していた一個人としては、実に残念であった。再びの登場を5年後、10年後かと待ち望む。。。
 我が国がそのときも存在することに不安を覚えることを恐ろしく思う。


 2010年11月10日.
  

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