今日のコラム『我々は悪ではない。善なのだよ。』

 ふしぎの海のナディア、本日放映分(第37話 「ネオ皇帝」)内での台詞である。考察をする前に、諸君等はナディアを見ていただきたい。 この言葉は、『古今東西悪の栄えた試しは無い』に続いて、ネオアトランティス総統、ガーゴイルが、発する言葉である。それに反論し、ガーゴイルを悪の組織と確信しているナディアは、『高慢だわ』と返す。それにガーゴイルが反論する。以下略。
ガーゴイルはこの世界の中ではナディアの陣営から見ると悪の存在である。しかし、ガーゴイルはネオアトランティスの前身のアトランティスが作り出した人間を再び支配することを、正義と考えて行動している。
 悪と善は当人や相手の相対的な関係にあり、対立するものの主観や第三者の客観的な判断で(といっても、これは、自己の保護をしてくれる方を)、善悪を決定する。又、行為を後世の判断によって、普遍的に善悪の決定が行われることもある。但しこれも、その情勢によって異なる。また、多数の善悪と小数の善悪の対立も存在する。善悪は、当人の主観によって、決定又は宣言される。それ故に、善悪は当人の判断では決定できないものである。
(筆者はこの言葉には精神的に引かれている。悪といわれて善と言い返すその表現に幼少期かなり影響受けた。)
 付属して、古今東西悪の栄えた試しが無いという論は今存在している体制を自動的に善と判断し、主張する傾向がある。その為に、その論は成立する。その中での存在は存在の中で、善を主張出来るか、その環の外に居るものにとっては、今栄えている体制は、悪と考え、その論を適用し、崩壊を待つ希望と成っている可能性もある。大多数の構成が主張する悪が、善と成り代わる可能性は十分ある。
 大宇宙拡大大帝国は、将来に渡って、大多数にとって善なる組織であらなければ成らない。善なる国家体制と組織を形成し、維持し、運営していき、永続して進化していく必要がある。本文を書いている筆者大宇宙拡大大帝国絶対永久皇帝は、大帝国体制が全宇宙の大多数と超小規模にとって、全存在に対して、善なる存在と考え、建国の為の行動を実施している。
 コラム:我々は悪ではない。善なのだよ。
 著者:大宇宙拡大大帝国絶対永久皇帝大帝国大元帥。
 2004.12.15 the imperial BLACKEye 2004

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