コラム 夜空の月

 実家に帰るとき、月が見えた。そのときはすでに新月が近く、ほとんど月が見えなくなった。しかし、昨日実家のベランダから宇宙軍最高司令長官を待ちながら、夜空を見て気づく。月が図上に輝いていたのである。デジカメで撮影を試みたが、やはり夜景。特に月単体を撮影するということは非常に困難である。さて、夜空の月。一天体である月と余の関係を記する。
 月は、古来から日本人に愛されてきた。闇に輝く一つの大きな星、その輝きは古来から多くの人を魅了させ、古代人は歌を詠んだり、寓話を作ったり、月見を設けたりした。これは、どれだけ月が美しいか、そしてどれだけ日本人の深層心理に影響を与えているかわかる事実である。
 余は、これらの人々と同様に月が好きである。月の形は、三日月や満月を特に好んでいる。ただひたすら輝く月を眺める瞑想に耽るのも好きであるが、やはり風呂に入りながら、月を見るのが一番良い。極楽の時であると言って良い。実家はそれができるので、長期休暇があるとそれを帝国最高幹部会議の開催と同様の重要度で達する為に帰省している。
 余は、コンタクトレンズをはめている。視力は1.0以上あり大学で特に遠方から黒板を見ることはOHPを観ることが無い限り、生活や勉強に全く問題が発生しない。では、なぜコンタクトを持つのか。それは見えないものがあるからである。旧来に2.0の視力を保有していたときは、月の模様が見えないからである。テルテスあたりはそんなことでつけているのですかといいそうであるが、至極重要なことである。月の模様が見えない月など月では無い。
 本日は、曇りで夜空の月は見えない。だが、まだ時間がある。夜空の月を見ながら瞑想に耽る時間を作れることを期待しつつ、久しぶりのコラムを執筆する。


 コラム:夜空の月
 著者:大宇宙拡大大帝国絶対永久皇帝大帝国大元帥★
 THE IMPERIAL BLACKEye 2005

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