メタルオブオナー論評

 前回はバトルフィールドの論評を行った。今回はメタルオブオナーの論評を行おう。まずアサルトアライド総集編。これは第二次世界大戦のヨーロッパ戦線を体験できるゲーム。拡張パック2つがついており、お得感は高い。
 さて、アライドアサルト。ノルマンディー上陸作戦がストーリー中にあり、ミラー大尉が体験できる。まじめにやらないと機銃掃射で即死する。真剣にやっても、5回に1回死んだ。と成ると、実際の戦場では5人に1人が死んだことになる。だが、これはゲームであり、パターンがある。本物の戦場にはそんなものは無い。そういうことを少し感じた。戦車の砲撃が拡張パックで出てくる戦車と比べてショボイことを除いて完成度は高い。
 リロード(拡張パックの1つ目)。こちらは、ノルマンディー上陸ではなく、空挺降下である。降下を行うゲームを余り見たことが無いので、操作は出来ないが、降下することはちょっと新しかった。リロード自体のストーリー完成度は高いが、一部対空砲火をやれなど逸脱した指令がやり難かった。当たり判定が悪いのか、余の腕が悪いのか、苦労した。それ以外はかなり良い。
 リロードセカンド(拡張パックの2つ目)。セカンドは地中海方面のミッション。爆破工作などを行うが、アライドアサルトやリロードと背景や環境は変化ない。但し、特にリロードセカンドは撃ちたがりの余に取って弾数が厳しかった。アライドアサルト本編がほとんど弾に苦労しない設定だったので、難易度を上げるための拡張パックからの措置であると思うが、M1ガーランドやトンプソンが好きな余に取っては、苦労した。また、ゲーム攻略上弾が不足し、かなり厳しかったステージが初めてやった時かなりあった。現実的といえは現実的であるが。
 全体的に第二次世界大戦の欧州戦線を包括したこのメタルオブオナーはかなり高い評価を与える。まあ、欲を言えば、ステージが20個ぐらい欲しかった。

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