はやぶさ、イトカワ再着陸…岩石採取装置も作動

 宇宙航空研究開発機構宇宙機構)の探査機「はやぶさ」が26日朝、小惑星イトカワ」に再着陸した。宇宙機構は岩石採取装置の作動も確認、「岩石採取に成功した可能性が高い」と発表した。
 月以外の天体から岩石試料が地球へ持ち帰られた例はなく、小惑星の岩石採取の試みは世界で初めて。イトカワから離陸したはやぶさは、12月に地球への帰途に就き、2007年6月に帰還する予定だ。
 はやぶさは25日夜、イトカワに向けてゆっくり接近を開始。垂直降下中、約88万人の名前を刻んだ金属球「ターゲットマーカー」をイトカワの地表面に見つけた。20日の初着陸の際、投下したもので、今回もこれを目印にした。

 前回の失敗で回収ミッションが不可能になり、全て失敗したと思っている人がいるが、間違いである。まだ、ミッション可能である。今回再挑戦し、世界初の小惑星からの遠隔操作での岩石採取に成功した模様である。模様と述べるのは、それを確認できないからである。JAXAもそのようにコメントしている。
 我が国の宇宙行政は予算があまりなく、有人飛行などはNASAの協力がないと不可能である。NASAに出向して日本人宇宙飛行士が生まれている。予算が少ないので、このように難しいミッションをしなければならないのである。
ソース:(読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051126i304.htm

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