本月発症したと思われる五月病における分析

 まえがき
 前日から五月病の影響を受け遅刻することを恐れた私は寝ずに起きていた。そしてある本を読んで時間を潰していたのである。GWが終わってから2週間、まともに大学に出たのはそれぞれの月曜日だけである。月曜日は専門実験が行われる日であり、これを欠席することは他のどの単位と比べても危険性が大きい。初回授業でも2回の欠席は単位不認定になるという告知を受けた。必修単位である専門実験を落とすこと。即ち留年である。そのようなことは別に今更言わなくても既に読者の間では周知であると認識している。読者の方々が認識しているように私は強く認識してて居る。そして、強弱、プラスマイナス、中央と地方があるように、対して努力をしていない科目が存在することも明らかである。
 結論として、やる気の無さがこの事態を生んだことと成りそうだが、詳しくこの2週間の醜態について考えてみようではないか。

 諸元
発症期間:5月GW明け〜本日または現在進行
主な症状:月曜日と教師科目以外の授業に出席しない、平時睡眠体制だが、祝日睡眠解放時間に起きる。

 原因1と思われるもの
 GWに入る約一週間前、特定時間自閉宣言が行われたのは記憶に新しい。この自閉が行われたのは、平成19年度教育実習に関する苦悩からである。このどこに悩んだのか。それは、教員に将来なるかならないという曖昧な意志を持った人間が、自分の利益。即ち教員免許を習得できるという利益の為に、母校(卒業高等学校を指す)に多大な迷惑をおかけして良いものかというものである。これが大きなパーセンテージを占めていたが、単純に面倒で行きたくないという子供のような理由もあった。
 しかしながら、これまで2年間教師系科目の単位を修得してきた時間を無駄にしないためには、是非とも教育実習を行い、免許の習得を行わなければならないというジレンマに陥ったのである。だが、当初教師系科目を受講した理由は、単科以外の学問を学ぶため、そして次代の育成のためという2つの目的から構成されており、記念として免許状がもらえれば得をするという考えで居た。そういう視点から考えれば、教育実習は放棄しても問題は無かったのだ。
 このような悩みを持っていたが、結論は教育実習説明会に参加した時点で出ていた。あとは、どのように頭と体に理解させるかという時間と理論が必要だっただけであった。その構築の時間こそ、特定時間自閉であった。
 だが、本事象は第四次行幸により解決している。行幸を終えた一週間も五月病的な停滞を見せたことからこれだけが原因と見ることは難しいのではないだろうか。

 原因2と思われるもの
 第四次行幸では、京都宮殿(実家)に宿泊した。その時、あるものを鞄に詰めて金沢に持ち帰った。それこそ、真の原因ではないだろうか。そして、それは本日飽きた。
 即ち、FF12である。これまた記憶に新しい。3月下旬から4月の始まりまでの16日間。その期間、寝る時間以外の、いや寝る時間さえも削って遊び尽くしたゲームソフトの名称である。そう、このゲームソフトを金沢に持ち帰ってしまったのである。だが、これは偶然行われたことではない。元々夏に実施される行幸を前に京都宮殿に帰る事態が発生した場合、直ちにFF12を回収し持ち帰るということはエースコンバットZEROに飽きた時点から言い始めていた。全く予定通りの行動であったのだ。
 しかし、これも原因として疑うのは難しい。確かに当時(3月下旬)はFF12というゲームに心を奪われていた。だが、既に3回も遊んだゲームである。もはや、睡眠時間を削ってまで遊ぶことは無かった。本建国記録の公式記録として残っては居ないが、今週このゲームの為に徹夜したことは無い。だが、徹夜の為にこのゲームを利用したことはある。後者はSA業務など遅刻することが出来ない専門実験的な要素に対処するために行われた行為である。今週は平時睡眠時間の2時に就寝するという全く以て普通の睡眠スタイルを取っていたのである。但し、先に書いたように遅刻不可能な事象に対処するための金曜日の徹夜は除く。
 確かに金沢に持ち帰ってFF12で遊んだ。それは事実である。遊ばなければ何のために持ち帰ったか分からない。だが、これも3月のような熱気が冷めた今、これほどの停滞を起こすほどの影響力はない。熱気が冷めたことが理解できる風景の一つとして、ロード時間に通常のテレビ放送を数秒回して見る行為が見られた。ゲームに集中している場合は、チャンネルを外部入力以外に変えることはあり得ない。その様な行為が見られるようになったゲームはもはや私にとって末期なのである。

 結局どうなのか
 うむ、紹介してきた原因1、原因2共に決定打といえない。原因1は予想外の事態であったが、原因2はパーソナルループの流れから発生したものであろう。即ち、帝国>読書>ゲーム>動画>パソコンという興味のループのことである。以後パーソナルループと呼称する。(個人的な命名であり、他での使用に関しては、一切の責任は負わない。)5月に入るまでは、一日に新書2冊を処理するというかつて無い勢いで読書を実行してきた。その反動からゲームへパーソナルループが移動したと思われる。原因2は私のパーソナルループから考えるとごく普通の出来事である。何ら問題とする事象ではない。原因2がさらに決定打ではない説明をしてしまった。
 ちなみに現在のパーソナルループは、再び読書になっている。

 まとめ
 今次発生した五月病と称する停滞は、上記2つの原因以外から発生するやる気の無さである。

 以上

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