W杯開幕式中継

 NHKの日米再編成番組を優先したため、前半30分を見逃している。
 今までW杯の開幕式を真剣に見たことが無かったが、あまりのゴタゴタに失望した。
 特に地上波で中継を行っていたTBS版は開幕式の質を評価を論じることより、放送の質を疑わせる状態になった。解説が必要以上に耳障りなのである。さらにTBSは音声面の失態がこれ以外にも起こる。ドイツ連邦共和国大統領の開幕宣言を同時通訳せず、宣言終了後放送用にあらかじめ用意されていた翻訳を速攻で読んだ。一般的に考えて、外国人がリアルタイムで話している模様を放送する場合、同時通訳が普通である。また、歌手のコンサートも環境音のみという酷い状態であった。歌手のマイクの音声ではなく、スタジアムに設置された恐らくかなり距離が離れたマイクからの取った音声で中継していた。
 BS7版の中継では、解説が必要最低限で、連邦大統領の宣言も同時通訳、コンサートも歌手が握るマイクからの音声を取るというものだった。唯一TBSに劣ったのは、コンサートの歌詞を字幕スーパーで表示しなかったことである。 
 例によって、サッカーを初めとするあらゆるスポーツに対して興味はないが、祭りには興味がある。祭りが行われる開幕式をその理由で試聴した。

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