007 ムーンレイカー

 先週に続けて007の映画が地上波で放映された。ムーンレイカーがゴールデンで放映されたのは、筆者が生まれて以来初めてではないだろうか。第一に007シリーズのうちゴールデンで放映されるのは、比較的新しい作品であり、ユア・アイズ・オンリーをゴールデンで視聴した覚えがある。(ムーンレイカーの2作前の作品)
 ムーンレイカーだが、個人的007シリーズの評価の中では高い位置にある。2位または3位の作品である。評価については、前回の私を愛したスパイで紹介しているが、大規模な要塞戦闘があることだ。私を愛したスパイでは通常火器を用いた大規模戦闘、ムーンレイカーではレーザーといった近代兵器を用いた大規模戦闘がある。また、007は2度死ぬでは手裏剣や日本刀を使った違った種類の大規模戦闘が行われる。
 ムーンレイカーの設定が007シリーズの中で最もSFであることも評価を高める理由である。現代でも実現していないスペースシャトル6機の短間隔発射や大規模宇宙空間建造物の設定は近未来的で良い。このような近未来的な要素を持つが、船を主体としたアクションも魅力である。船のアクションはサンダーボール作戦を彷彿させる。(BGM、ブロフェルド,くたばれ! もあり尚更である。)
 個人的にムーンレイカーで気に入るシーンとして最後にあげたいのが、神経ガス研究所の部分である。侵入時と再訪問時のギャップが良い。

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