ET:QW(Enemy Territory: Quake Wars) DEMO BETAの件(第一次感想)

 限定ユーザー、キー取得までの道のり
 各方面から今回のDEMOは、6万人限定で有料アカウント3万、無料アカウント3万という情報があった。有料アカウントの配布は、6月21日に開始され、1日1万アカウントを提供する配布計画であるとも掴んでいた。24日に無料アカウントの配布が開始され、その取得を目指して、準備をしていたのだが、その日眠いながら、BF2142を4時間程度ddk氏とプレイしてしまい、ダウンする。その結果、キー取得を寝過ごし、失敗した。
 翌25日、24日は日本時間3時にキーが公開されたのだが、25日は3時になっても一向に音沙汰がなかった。実際配布が始まったことを確認できたのは4時半になってからだった。サーバーがアクセス過多で重くなる中、約30回目の「更新」で念願のキーを取得した。

 オンラインプレイ感触
 まず、サーバーはアメリカとイギリス国籍のものが多数設置されている。日本に設置されたサーバーはベータデモの現段階では用意されていない。筆者の環境からは、最も低いPingで160台である。
 ロードはマップの広さや、マルチプレイ故に一回きりのレンダリングですべて描く必要があることを考えると、理解出来るロード速度である。計測していないが、1分弱だろう。
 グラフィックについては、正直言って荒い。BF2標準設定に劣るグラフィックである。オブジェクト個別の細かさは、ET:QWに部があるが、全体で見ると個々のオブジェクトがどうよりは関係なくなっている。
 
 プレイの感触
 Quake4のマルチプレイを広い場所で、そしてジャンプの高さが短くなり、もう少しスピードが下がったものというイメージになる。ばりばりのスポーツ系とは言わないが、BFシリーズよりはかなり上のスポーツ系FPSである。BF2142はしゃがんで射撃するのが基本だが、本作ET:QWではしゃがんで射撃をしていると、移動して射撃する敵に負ける。
 fps(フレームパーセコンド)は、キャラクターと遭遇した場合に低下傾向が強く、ラグが見られる部分もある。この点はそもそもサーバーのPingが高いことも原因すると思うが、ソフトに問題があるように感じる。このBETAテストで改良されることを期待する部分である。
 スポーツ系FPSはあまりプレイしたことが無いことと、操作マニュアルが無く、ETの要素を楽しむことができず、初日の今日はおもしろさを感じることは出来なかった。(26日に執筆しているのだが、26日には操作方法をddk氏から教えてもらったので、かなり楽しめるようになり、1位も取れた。)

 SS
 
 BF2142で言うウォーカー操縦中の視点、BF2142と違い、乗り物は普通の軽火器でもダメージが入り、死ぬことに注意が必要である。また、バリアが無いので誘導ミサイルが回避出来ない。この点、回避出来るという駆け引きを作り出したBF2142は面白い部分だったと感じる。

 
 Strogは空を飛べるのだが、空を飛ぶ専用の兵科があるのではなく、基地にある推進翼を装備することで飛べる。飛ぶと言っても、ジャンプ程度で、滞空・ホバリングは出来ない。リスポンタイムは短く、破壊されて死亡した後に待っていればすぐ出てくる。

 
 ロケットダメージを受けて、死亡した画面。蘇生がBF2142では出張がてら出来たのだが、本作は蘇生が容易ではない。Strog側については、蘇生まで最短でも5[s]は停止することが求められ、蘇生中に殺されるパターンが多い。激戦区でなくても蘇生困難である。対して、GDFは比較的簡単に蘇生でき、蘇生が陣営により異なる。

 
 榴弾砲による砲撃シーン。実は筆者がこの砲撃で5名殺傷したのだが、ID表示を消したため、それを証明することは出来ない。

 
 榴弾砲の設置。この砲は破壊でき、敵の攻撃により、壊される。設置は簡単だが、どこでも設置出来るわけではない。設置から約30[s]ほどで第一射の発射が可能になる。

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