平成25年度第1号計画 生きひな祭り@高山・飛騨一ノ宮水梨神社

概要
 本計画は、アニメ「氷菓」の最終話を飾った「振り返る雛」のモチーフとなった、飛騨高山の生きひな祭りを視察することを目的に、3ヶ月前の2012年2月に提案された。高山の祭りは、春秋の高山祭りをはじめ、曜日を校了考慮してない。すなわち、高山祭や生きひな祭りは平日に行われる。そのため、社会人として、日本国憲法に定められている勤労の義務に励み、納税を謹んで行う身分であり、平日の計画発動特に今回は水曜日という曜日の真ん中に休む必要があり、その立案と発動に至るまでは相当程度の吟味が行われた。実際発動には想定するほどの心理的・肉体的負荷は無く、円滑な発動となった。
 満を期して発動された計画であったが、天候に大いに悩まされる。季節の変わり目である3月下旬〜4月上旬は大気が不安定であり、昨年度の最終計画である「2013年さくら1号」計画でも、恵まれていない。3日前から天候が雨だと判明した。最後まで希望を持って計画運用を行ったが、雨による変更は大なる部分であった。0806時高山発列車にて現地入りし、限定物販を調達した時点で、高山市内へ戻ることを決意する。生きひな祭りの催事は、午後からであり、8時〜13時までの4時間の間雨を有効に防ぐ空間にいることは、非常につらい部分がった。寒さも加えて、0850時の列車でそうそうと開場を後にした。
 2012年6月以来となる高山市内散策を実施し、催事を待つ。氷菓に関連する場所を巡り時間を調整したが、実際はスイーツ巡りであった。であっても、イリス先輩と折木が会談した「一二三」、えるたそに2つ目の、本作のベースとなる悩みを打ち明けるバクパイプを視察し、2013年6月以降の訪問者が非常に多いことを実感する。それは、訪問者ノートによって気づくのだが、我々の記述記載はノート1冊目の最終ページ付近であるのだが、現在(2013.4月)においては、5冊目に達するなど、放映後半からの影響が強いと感じた。対して筆者などはつい最近最終話を鑑賞するなど、文化祭以降のストーリーに関心が持てず、2012年6月以来の9ヶ月ぶりの訪問であった。
 それでも、もともと高山市は、町並みに観光の主軸を置いており、所謂高齢者層・外国人の取り込みは成功していると感じる。だが、二十歳以下やそれに近い年齢層の訪問は氷菓放映後確実に増えたはずだ。かく言う筆者も高山市視察計画は、氷菓放映以前は陰すら魅せて折らず、相変わらずの教養不足でありながら、このように作品により、美しい世界に出会える方式を気に入っている。
 寒さに耐え、いや半分負けて、そして生きひなの行列が、神社の外を歩かないということが確実となり、ある意味暴虐気味に再び飛騨一ノ宮に降り立った。午前中から神社にいる人々は、千反田えるの声優関連イベントを目的とした人々であったが、予想以上に多かった。雨は土砂降りではないが、継続しておりこのなか良く耐えたなと感心した。その後生きひなが境内で行列を行うが、さすが祭り。ハレの日!楽しかった。カメラのシャッターも勢いが付き、最終的には16GB×4枚をすべて使い切る状態になった。生きひなの行列はその後皆々の災いや厄をはらう神事を1時間受ける。これは非公開のため、約1時間暇な時間が生まれた。声優トークショーが行われたが、まったく興味が無く、寧ろ雨宿り出来る場所を優先した。そこにあったのは、献血バスであった。4年ぶりに12回目の献血を行い、寒さを防いだ。
 その後、厄をはらい終えた雛による餅巻き、記念撮影を行い、16時にはすべてのイベントが終わっていた。もち巻き以降の観客は急速に減っており、記念撮影にはLレンズといった上級装備を持った人間や生きひなに選ばれた家族が中心であり、2500人集まった*1という人々はこの時点では100人以下であったと思う。記念殺意写真を撮影し、本計画は降雨という悪環境下であったが、先に述べたように「まつり」である。終えてみれば、楽しかったのである。
 計画は高山発1717時ひだ号にて富山に移動し、「ガールズ&パンツァー」小説版が見つからなかったことに怒りを覚えつつ、2012年12月に発売されてていたという、トム・クランシーの「ジャック・ライアン」シリーズ最新作「ライアンの代価」(全4巻)を調達し、23時の新大阪帰着を持って、計画終了した。




 計画人物









 計画風景



















 校正記録
 2013.4.5 0時13分 誤字修正。2500人の根拠URLを掲載した。
 

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