有史の最初の1枚

 何をしようとおもったのか?
 文章を書く機会が少なすぎて、頭が弱くなっていることから、文字を書かなければならないと思った。その結果、2つのことをこの建国記録に追加しようと考えた。1つ目は、有史以来使用している「慣例句」の整理と記録。有史とは、本件国記録記録開始以降を指し、概ね筆者成人後を指す。慣例句とは、筆者が好んで引用している文章やせりふである。これを整理し、記録していかないとどんどん意味消失していく危機感を覚えた。2つ目は、莫大な写真資産を1日1枚でも、「文章」をもって解説すること。詩の作成ではなく、もっと現実的な歴史的な説明としたい。

 有史の最初の1枚
 この写真を題するとこのようになるはずだ。実際は有史の最初の1枚、すなわち成人または建国記録を執筆開始し初めて撮った写真ではないのだが、この時代の最初期に当たる画像であることは確かである。筆者の「カゲ」が描くその姿は、ネット社会に対応した匿名性を求めたものである。だが、ここに描かれている「カゲ」は未完成の実態を示し、完成形へと進化する次の成長期への不安や希望を映し出している。まさに、「有史の最初の1枚」というべき心理的背景も浮かびだした絶妙の1枚である。


 撮影情報
 2005年(平成17年)1月14日撮影(大学1回生をまもなく終える新年)、当時石川県金沢市に設置されていた「金沢離宮」近辺の公園で撮影。

copy right 大宇宙拡大大帝国建国委員会 2004-2018.