日報内容

 朝。はぐりんの家に、PC初期起動支援に向かう。途中、ぱらぱらと雨が降って来たが、当初から予想していたので、問題ない。はぐりんの家に着いたが、部屋番号がわからず、電話で細かい詰めを行った。今回は、非常に丁寧に指導を行うつもりだったが、はぐりん一人だった。まあ、いいやと思いながら、はぐりんにPCのセットアップに関する指導を行う。セットアップ途中にブルースクリーンが出て、あせったが、一応起動し、一通りの作業ができる体制には持ち込んだ。エラーのおかげで、すでに12時を回っていた。とりあえず、現象ではエラーが出ないらしいが、あやしいのは、P4の熱とメモリ。どちらか。現在出ないということなので、おそらく熱だと思う。
 作業後、はぐりんとはぐりんがいつも使う学校への登校路を使い、大学にいく。
昼飯を食べるためである。テルテスとも合流して、昼飯を食べる。
 昼飯後、昼の予定に移行した。
はぐりんと別れ、金沢21世紀美術館に向かった。雨が降っていたが、美術館に行けないというレベルではなかった。30分ぐらいをかけて、市内に入り、地下駐車場に自転車を止める。
そこから、徒歩10分程度に位置に、美術館はあった。テルテスと会話をしながら、向かった。
 美術館の周囲にはオブジェがあったが、美術品なので、いまいち意図が取れなかった。こういうものは、考えるものではなく、感じるものである。美術館は、無料エリアと有料エリアで構成されていた。とりあえず、無料エリアを回ることにした。印象に残ったのは、ロボットの等身大の模型。作者は忘れたが、現実味を味わった。ほかには、橙色の布オブジェクト、金沢の顔、地下に下るエレベーター。特にエレベーターは絶対に見たほうがよい。
油圧で上下させているが、かなり面白かった。また、これが真の目的であるが、プロダクションIG展。これに向かった。一応ここも無料である。

 プロダクションIG展は、イノセンスの展示から始まる。正面にバトーの実寸大の人形があった。少し老けすぎだと思う。周囲には、原画とか背景画、押井守のコメントなど。続いて、ハダリの等身大模型。横に、イノセンスでキムの館を破壊する巡洋艦の設定資料があった。かなり興味深かった。続いて、イノセンスから離れて、IGや押井守が関わったアニメに関する展示。人狼パトレイバーなどのポスター展示が主にあった。奥には、アニメの作成方法を映像で紹介する部分。人狼ケルベロスで有名な強化服のプロテクトギアの等身大展示が続いた。プロテクトギアは、個人的にほしい。その後、近年IGが関わった攻殻機動隊SAC・2ndGIG、テニスの王子さまなどの展示があった。攻殻機動隊の展示は、フィルムと各話のあらすじ紹介。最後に、eATで押井守監督に授与された、ガブリエルの着物が置いてあった。緑が基調で、綺麗であった。
 ここに、この日にきた理由は、石川久光氏の講演を聴くためである。IG展を見終えても、時間がまだ余った。テルテスは有料ゾーンに行きたかったらしく、そこに行くことにした。
 大学生なので、700円で入場券を購入した。最初にテルテスが見たかったというプールに向かった。このプールは、水深が30cmのところで、アクリルのカバーがある。地下の人の姿を水面を通して、または、地下から地上の人を見ることができる。その他印象に残ったのは、脳の神経を木や葉であらわした部屋。超現実的で、自宅に設置したい。また、石でできた部屋。あれも超現実的でよい。それら、超現実的な美術は非常によいものであった。

 その後、良い時間になったので、石川久光氏の講話を聴きに向かった。講話内容は、コラムにゆだねる。講話後、イノセンスの上映があった、DVDソースだったので、少し残念だが、自宅でDVDを見るより、臨場感があった。そして、その臨場感が、自閉の鍵を開けた。
帰宅後、自閉に突入。以後、活動48時間活動を停止する。

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