最近(2005年春モデル)のPCスペックについて

 1.概要
 本日、市場調査に向かった。それに関する詳細は別項に委ねる。本コラムでは市場調査によって得た情報やカタログを余が分析した結果を表す。

 2.デスクトップ型PCに関して
 デスクトップ型PC(以下デスクトップ)は、後日記載するノートPCと同じく、大画面化、高性能化、大容量化が進んだ。また、大手メーカーの発売する機種は内臓ソフトや一部特殊装備を除いて、ほとんど同じである。デスクトップにいたっては、ほとんどの機種がAV化を提言し、リビングテレビと同列に活躍できるPCを目指している。それは、特に液晶のワイド化、光沢液晶化、番組録画用キャプチャー装備などで確認できる。
 春モデルのうち特に私が関心を持った部分は、HDDの大容量化である。今回、平均で500GBのHDDを搭載し、中にはRAIDをサポートしているものもあった。更にソニーは250GB×4のHDDを搭載し総容量1TBに達する家庭用パソコンをラインナップしている。
 春のデスクトップの特徴はAV化である。しかし、各社の変化がわかりにくく、どれを買っても性能的には等しく、好みなどで購入が行われるだろう。

 3.ノート型PCに関して
 前項で言及したように、ノートパソコンもAV化が進んでいる。ノートパソコンは3つの形態に大きく分類される。室内での利用を考えたAV特化のPC、価格を控えた平均的性能のPC、ビジネス目的に特化した軽量で小さいPCである。今回は、デスクトップと同じく性能的に引き上げが行われている。
 とりわけ、AV特化ノートは大きな変化があった。AV特化型は、本体の横幅がフルキーボードの長さと同じになり、テンキーを搭載する機種が出てきた。これは、ウーファーRAIDの為に2個2.5インチHDDを搭載したことによる容積増加に対応するために、フルキーボードを搭載して、ごまかしていると想像した。少し述べたが、今期のAV特化ノートは、RAIDを搭載している機種が存在し、物理的に分かれた2個のHDDを搭載し、最大容量100GBに達するノートパソコンが出現してきた。
 平均的なノートは、特に面白みも無く、普通な感じであった。平均水準の技術を導入して作ったという感じがある。
 ビジネスPCも、特に大きな変化は無く、技術や性能水準がマイナーアップしたという漢字が大きかった。

 4.まとめ
 本日の調査を行って、AV特化パソコンの性能拡大に驚いた。特にノートパソコンのサイズやRAID搭載などは、不要ではないかと思うぐらいの内容であった。各社の製品の違いが小さくなってきた今、好みやデザインなどでPCを買っても、問題ない時期になったのではないだろうか。

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