ボレロ

 余の音楽観を公開するカテゴリ。新しい音楽鑑賞環境を整えたこともあり、新しく新設する。余が名曲と考えている音楽情報を広く公開することで、なんらかの役に立つことを期待する。
 
 最初に紹介する曲は迷った。正直余が最高だと思っている音楽は少なくない。余の好むジャンルであるクラシックから最初の曲を紹介することにする。ラヴェル作曲のボレロである。クラシックの中でも特に頻繁に聴く曲である。また、何度聴いても飽きない。ボレロは非常単調な音楽である。唯音量が上がっていくというものである。だが、それが良い。確かに聴いていて、序盤音が小さいなと思う部分はある。だが、ボレロの味わいはこの部分を持ってある。弱弱しい音楽から強くて大きい音楽へと推移してゆく。
 この安らぎあるボレロは、読書の時や作業時、議論時のBGMとして最適である。空間に落ち着きを与えてくれる。クラシック系統は殆どがそれが当てはまるが、ボレロは取り分け影響が大きい。余はBGMが好きである。BGMから、世界を創造するのである。それは自由なもので、制約が無い世界である。瞑想、空想というその活動を支えるのはクラシックである。余が好む音楽全てがそうであるが、殊更、ボレロの音楽表現は、余の安定活動に大きな影響を与えている。この堂々としたクラシック音楽の王道、ボレロは、宇宙と同化するための音楽である。

ボレロ~ラヴェル:管弦楽曲集

ボレロ~ラヴェル:管弦楽曲集

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