宇宙の軍事利用求める 空軍が大統領に、と米紙

 【ニューヨーク18日共同】18日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は、ホワイトハウス、米空軍両当局者の話として、宇宙空間を防衛、攻撃両方の目的で軍事利用することを認める「国家安全保障令」を発令するよう、空軍がブッシュ大統領に求めていると報じた。発令されれば、「宇宙への兵器配備に近づく措置」として国際社会の反発を呼びそうだ。

 宇宙空間にて攻撃型軍事兵器や核実験の実行、駐留兵力の常駐は宇宙条約(月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約)で禁止されている。宇宙からはあらゆる方面に迅速に軍事力を展開することが可能だからである。また、宇宙は国境が存在しないので、一つの国が占有することは許されない。
 これまで、防御兵器(偵察衛星の類)は宇宙空間上での存在を認められてきた。米国がこの方針を転換すると他国も攻撃兵器を宇宙空間上に転換する恐れがある。(既に米国も展開しており、ただ使用していない可能性もあるが。)米国という現代に存在する帝国を静止するのは中々難しい。
ソース:(共同通信http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=intl&NWID=2005051801003592

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