建前と本音

 切符の購入があり、10時に講義が開催されるが、早めに向かった。雨が弱かったのも理由である。自転車を屋根がある駐輪場に停めて、事務所に移動。連邦政府の要望もあり、学割を2枚多く4枚確保した。続いて、講義がある部屋を最終確認すべく掲示板に向かった。すると予定していた部屋と違った部屋が記載されていた。今日からある科目が後に開講されるものだと思っていたら、それを先に開講するようだったのだ。なるほどと思いながら、メモを取った。時間があったので、切符を注文する時間があったが、一応講義を受けて、どのような体系で実施するか、即ち金曜日はどうなるかが不安だったので、先送りした。シャー芯と消しゴムを買って、教室に入る。見慣れた人がいたので、安心して持参した本を読書して時間を潰すことにする。
 2限目〜6限目、特別活動の教育法。はっきり言って5時間も連続して同じ授業を受けるのはきつい。教授が面白い人なので、色々と授業中に笑わせてくれるが、一時間分は睡眠時間と化した。本日の講義では教育指導要領を通して特別活動とは何かを学んだ。文部科学省の役人が作った文章である故、言葉遊びの傾向が強いがそれでも理解の難しいものである。実際教師になる予定は無いので、受けるのは無駄といわれるかもしれないが、知識が入るので良い。本日は学習指導要領の建前と現実の学校教育の矛盾や学習指導要領の文体が理解できた。文体は実に国家発行の文章という雰囲気を出していて良い。それを習いたいと思った。しかし、疲れた。

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