松山訪問計画（1日目・移動日）第2部 6時間移動

　17時59分、金沢駅発。サンダーバード乗車。タイムテーブル道理の行動である。指定席を取らなくても十分空いているようであるが、予定外に慌てる事が嫌いなので、指定席を好む。小松を過ぎ、安定して来たので、読書をして時間を潰す。3冊の本を持参した。君主論を読むことにした。しかし、講義の疲れが出てきて、眠い。5分読み、5分寝る。10分読んで、10分寝るという事態が発生した。だが、その後は集中して一気に半分以上を読んだ。
　20時6分、京都駅到着。新幹線に単独で乗ったことが無かったので、乗り換えが6分と短いことも重ねて不安であった。構内図を予め見ていたので、迷うことなくホームの方向へ進路を取れた。改札は、切符を全て重ねて通れることを知った。のぞみ31号に乗車。岡山へ向かう。500系新幹線。帰りの700系と比べると少々乗り心地が悪い。へんなノイズが定期的に聞こえた。君主論を銀河鉄道の夜サントラを聞きながら読破。読破後は、夜景を見ながら岡山到着を待った。そこで、イギリス同時多発テロの第一報を知る。車内電光掲示板からである。直ちに携帯を使って情報収集開始。ニュースサイトをウロウロする。
　21時13分、岡山駅到着。新幹線が停車する駅としてはかなりしょぼい駅だった。乗り換え電車しおかぜの発車が遅いので、余裕を持って新幹線ホームからしおかぜ乗り換えのホームに迎えた。帝国軍最高司令長官に通信を入れ、岡山到着の報とテロに関する報道状態を聞く。911のような報道体制は取られておらず、それほど大規模でもなく、被害が少ないものではないかと想像した。更に親にも通信を入れておく。
　しおかぜに乗車。今回の移動の中で最も長い乗車を行う。約3時間である。猛烈に遅い。新幹線の移動距離と大差ないのに、2時間も違う。さらに、サンダーバードの移動距離とも大差ないのに、1時間も違う。新幹線は例外と考えても、遅すぎる。君主論を読み終えたので、イソップ寓話集を読み始める、100ページほど読んだところで、すでに時間が23時。激烈に眠く、睡眠。到着まであと1時間半も掛かることを考えると、更に疲労感が増した。