ノーベル生理学・医学賞、ピロリ菌発見した豪の2氏に

 スウェーデンカロリンスカ研究所は3日、2005年のノーベル生理学・医学賞をオーストラリアの西オーストラリア大のバリー・J・マーシャル教授(54)と同国のJ・ロビン・ウォーレン医師(68)に授与すると発表した。

 ヘリコバクター・ピロリ菌の発見者。一般の人はピロリ菌という名称を知らないかもしれない。ましてヘリコバクター・ピロリ菌が正式名称であることを知らないだろう。余も自身がヘリコバクター・ピロリ菌の除菌処置を受けなければ、今日特ダネを見るまで知らなかっただろう。
 ピロリ菌は強い酸性の胃に細菌が存在するはずが無いという意見が多く、発見が遅れた。主治医から説明を聞いた話であるが、日本人の若い人はほとんどの人がピロリ菌を持っている。そして、胃炎になった場合、除菌すると治る。余の場合、胃炎ではないが、除菌を試し様子を見ることになった。結果は、除菌によって改善し、治療できた。一週間抗生物質を決まった時間に飲む。逃すと耐性する可能性があるので、早起きして薬だけは必ず飲んだ覚えがある。胃痛もきつかったが、強い抗生物質だったので、副作用がきつかった。
 とりあえず、この発見が無ければ、危なかったということだ。この発見で、除菌用抗生物質が開発されたからである。

画像は(Press Release: The 2005 Nobel Prize in Physiology or Medicine)http://nobelprize.org/medicine/laureates/2005/press.html
ソース:(読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051003it11.htm

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