悲劇の誕生

 トリビア、日本に島民専用のICがある。
 来島海峡第二大橋には、島民が出入りするエレベータがある。原付、自転車、人間が輸送可能で、我々も視察を兼ねて島に降り立った。だが、ここで困難な出来事が発生した。降雨観測である。
 降雨観測により、我々4人は来島海峡第二大橋に立ち往生した。だが、マ氏は本日15時の航空便に搭乗する必要があり、雨宿りをしている余裕はない。余とマ氏は英断を下し、来島海峡第二大橋、同第一大橋を走って突破することを決めた。我々は雨が降る中、約3kmを走破したのである。
 悲劇であったが、これは大帝国と連峰の同盟関係を更に強固にする出来事であった。我々は悲劇を通じて、より強固な団結を生み出したのである。

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