東南アジアで新たな死者 新型封じ込め、急務(22日ニュース)

 毒性の強い鳥インフルエンザウイルスH5N1型の鳥から人への感染は、すでに東南アジアでは現実のものとなっている。タイで二十日、今年初めての死者が出たことが明らかになったほか、台湾でも今年初めて鳥インフルエンザが確認された。鳥との接触が多い東南アジア地域で、人から人への感染力を持つ「新型インフルエンザ」に変異する可能性は高く、その場合、世界的被害をもたらしかねない。同地域での“封じ込め”に向けた、国際協力体制の確立が求められている。
 H5N1型ウイルスの人への感染が一九九七年、香港で確認されて以降、同ウイルス感染はベトナム、タイ、インドネシアカンボジアに拡大。世界保健機関(WHO)などによると、一昨年十二月から今年十月までの間にH5N1型の感染者は百十八人、死者六十一人、致死率は約50%にのぼる。ベトナムの死者が四十一人と最も多く、続いてタイ、カンボジアインドネシアと続く。中国は人的被害を報告しておらず、鳥への感染例しかないと主張している。
 WHO西太平洋地域の尾身茂事務局長は、新型インフルエンザの発生はアジア地域からの可能性が高いという。

少し古い記事、5日前のものであるが、後世の人が見たときこの記事は纏まっていてわかりやすいので全文を引用し、掲載することにした。
 世間は余り危機感を感じていない。当然である、身の回りで発生してないからである。しかし、余はSARSの国内感染の可能性を近くで感じた経験がある。台湾医師の旅行である。まだ対岸の火事であるが、いずれ発生する可能性が高いと勝手に考えている。
ソース:(産経新聞http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051022-00000028-san-int

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