BHLC計画進行中、玄箱試験稼動開始。

 文字コードに手こずって以来放置していが、現在使用しているサーバーマシンが近日中に停止させ、実家にもって帰る必要があることを考え、単独で作業を開始した。とりあえず、Devian化しただけで、サーバーの類が入っていなかったので、文字コード問題は一時放置し、ddk氏に委ね、サーバーとして稼動させることを優先して作業を開始した。
 以前から参考にしているサイトを見ながら作業をするが、まずapt-getでつまづく。apt-get installが何故か動かない。エラーにapt-getに関するコマンドが表示されていたので、それを試しに実行してみると出来るようになった。まずこのコマンドを先に実行しておかなければならなかったようだ。余が入力し忘れたのか、環境上必要だったかは不明。
 続いて、日本語環境構築を目指すも、失敗するので断念。初期設定はとりあえず飛ばしてサーバーを入れることにした。色々調べるが、FTPサーバーが入らない。apt-get ftpで検索をかけて、apt-get install wu-ftpで導入できることが判明。直ちに実行する。これでFTPサーバーの導入は出来た。クライアントから接続をかけて、ファイル転送開始。だが途中で止まる。数回試して、ある一定の容量でエラーを吐き出すことが判明。dfコマンドで要領を見てみると、転送先のディレクトリがあるhda1の空き容量が0%であった。/homeがある領域はシステムがあまり要領を確保していないようだ。/mnt/hda3は搭載HDDの空き容量の9割の280Gあり、そちらにファイルを転送することにしたことで解決した。
 続いて、セキュリティ的に問題があるtelnetを片付けようと考えた。外部に公開しているし、余も外からサーバーにアクセスすることがある。telnetはパスワードを平文で送っているので危険である。出来ればFTPも停止したかったが、一部クライアントが使えないので止めた。SSHサーバーをapt-get install sshで導入。指南サイトに従い、ras暗号の秘密鍵、公開鍵を作成。玄箱は外部にネットワーク経由以外でファイルを転送できないので、FTPで鍵を転送。WinSCP3で接続を試みた。WinSCP3で鍵を使うには、PuTTYで鍵を変更する必要がある。指南サイトに従いこれを実施。無事接続できるようになった。SSHは今までのサーバーでも使っていたので、特に問題なく終わった。
 ほかには、emacsのインストールを行った。Devian化した玄箱emacsが入ってなかった。viは使ったことが無い。サイトを見ても使い方が良くわからない。ddk氏でも苦戦するようなエディターを使える訳が無いので、emacsのインストールの仕方を探した。さまざまな方面でググるが中々やり方が見つからない。見つかってもそのやり方ではインストールが出来なかった。しかしながら、情報を参考に行った結果、インストールは、apt-get install emacs21で出来た。さらに、ddk氏から要望のあったApache、HTTPサーバーの導入を行う。これは簡単で指南サイトの通り実施することで導入できたが、どうにもどこにファイルを置いたら公開できるかが記載されていない。結局デフォルトでは、/var/www/htmlにindex.htmlを置く事で公開出来ることが分った。
 色々と苦労したが、試験運用としては十分な出来になった。あとはポートが開き過ぎているので、不要なデーモンを停止して、セキュリティの向上を図ることである。余力があれば、snortでも入れて、監視することにする。
 下に特に参考になった指南サイトを掲載しておく。

各種指南サイト:
(はじめての自宅サーバー構築 〜Fedora Core〜)http://www.kaju.homeip.net/
玄箱HGハック - Debianハックしちゃうぞ)http://kurobox.ath.cx/?%B8%BC%C8%A2%A3%C8%A3%C7%A5%CF%A5%C3%A5%AF
玄箱 Debianサーバ構築メモ)http://debikuro.ddo.jp/KuroBox/
玄箱Vine化)http://miyanet.ddo.jp/~shotech/kuro-box/Vine01.htm

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