米大学乱射、韓国人学生の犯行…警察が発表*2

 死傷者の規模、容疑者の人種、銃排斥運動については、特にコメントしない。16日朝4時頃にBS1にてこの報道を聞いて、朝食を取り、大学に向けて移動し始めたときに考えた。
 我が国の義務学校や高等学校については、言わずと知れた現代世代に衝撃を与えた某事件*1により、強化されたが、「大学」についてはどうなのだろうかと。大学も学校教育法の定める教育機関であり、義務学校や高等学校と同列の対策が求められるのではないだろうか。*2本学や報道、知人校の視察から手に入る情報から、「大学」でこの様な問題に対する安全対策が取られいないように感じる。本学は、事故に対する安全対策教育には自負があるようだが、このような事態の発生を想定しているのだろうか。
 確かに我が国の大学では近年比較的治安が安定し、大規模な事件は発生していない。しかし、アメリカではこの事例のように規模の大小は置いても、「事件」が発生する。我が国では、銃器が国民が容易に入手出来ないから対策を取る必要がないという意見は危険である。大学生は大人で対処出来ると思っているのか知らないが、世間で発生する殺人事件に使われる凶器で一般の大人が死ぬ。我が国の大学の安全性で対象とする凶器は、その水準のもので十分である。
 本学の状況を見る限り、守衛はどう見ても50〜60代という人が多く、事態発生時の制圧能力*3に欠ける。夜間については、外部委託した警備会社が警戒しているが、これは「盗難」を対象としたものである。今回主張したいのは、日中にこのような事件が発生した場合、どうするのかである。「警察に任せるのが基本だろ」と思うかも知れないが、それは最終的な解決に際してであり、予防や警察到着までの被害拡大阻止については、大学に義務があるはずだ。現に義務学校では教師が訓練を行っている。大学教授等が学生の生命の保障する義務が無いなら、どうでもいいが。
 とふと思った。

*1:一応、大阪教育大学附属池田小学校の児童殺傷事件である。

*2:義務教育ではないので、やはりそこまでの責任はないのかもしれない。

*3:本段落中盤にて言及する、「予防や警察到着までの被害拡大阻止」についての犯人を制圧する能力のこと

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