クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ

 クレヨンしんちゃん映画は、通常放映のしんちゃんと比べて、並み成らぬ違いがある。非常にハイレベルな作品が多いのである。その筆頭に上がるのは、個人的な推薦であるが、オトナ帝国の逆襲、雲黒斎の野望、ヘンダーランドの大冒険、嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦などは、非常の良い。大人も十分に楽しめる作品のレベルを保有する。
 本日放映されたカスカベボーイズについて言及する。当初テルテスがあまり良い評価を余に話していなかったこともあり、期待していなかった。そのとおり、序盤は面白くなかったという表現をすることが出来る。知事の行う子供への鞭うちなどの表現は、良い印象を与えなかった。また、停滞が強すぎた。
 しかし、後半の秘密兵器登場や映画が動き出すシーン。そこからは評価が一気に向上する。気分が晴れる展開であった。焼きおにぎりやモヒカンボーちゃんには大笑いした。また、最後の演出は泣ける。泣ける要素的にはオトナ帝国には勝てないが、良い映画であったと思う。
 最後に、CMの入れ方が悪すぎる。

copy right 大宇宙拡大大帝国建国委員会 2004-2018.