情報封鎖体制の発動に関しての事後報告

 情報封鎖体制の定義に関しては、先日掲載した。05年夏審議などの効率化を図るために、直接口頭以外では、報告しないつもりであったが止む終えない情勢と成っているので、文章で報告することにする。


 今回情報封鎖体制が発動された原因は、胃痛と治療に伴う副作用である。7月中旬、金沢からの遷都を発動したあの日。痛みは限界に近く、金沢で親が同伴の中済ませる用事があったが、全て放棄して帰省を最優先した。帰省前から体調不調を伝えていたので、原因究明のための胃カメラ検査が翌日予定されていたことを聞く。 地元に到着し、建国記を暫定的に更新。直ちに休養に入り、検査の為の絶食となった。
 翌日の朝一で検査が行われた。両親が医療関係者なので、この手のことは親に任せておくと円滑に進む。血液検査、胸部エコー、胃カメラと検査を行った。血液検査、エコーでは特に問題が発見できなかった。胃カメラ実施に移る。何も食べていなかったが、吐き気が強く空腹感は無かった。胃カメラは初めてだったので、どういうものか少々心配であったが、難なく終わる。あの独特の感じはバリウムと同じく挑戦してもらわないと分からない。
 金沢では十二指腸腫瘍と診断されたが、胃カメラでは腫瘍は発見できなかった。主治医によると、胃が鳥肌のように、ぶつぶつとしている鳥肌胃炎(参考:http://www.naika-doctor.com/ikamera.htm)という状態にあること。一部食物摂取による慢性的な胸焼けは胃の構造的問題から発生することがわかった。(最近比較的落ち着いている頭痛も頭部骨格の構造的問題からである。高血圧的傾向も原因といえなくも無く、最近は食事の改善のお陰か発生を観測していない。(更に補足;これらの先天的・後天的体質問題の改善の為に、擬体化を要望していることは、既に述べた。))また同時に行われた胃壁等の組織採取でピロリ菌が確認された。
 ピロリ菌は、1980年代に発見された新しい細菌で性質などはまだ研究途中にある。主治医によると、腫瘍が当たった場合はピロリ菌の除菌によって効果が認められることが多い。が、ピロリ菌の除菌はまだ不明な点が多く、腫瘍が無い余の場合は、自己判断で除菌するかどうかを判断してほしいということであった。それ以外に治療方法は無いので、それを試みることに、両親の列席する中決定した。腫瘍に対する治療の場合、ピロリ菌除菌の薬に保険が適用されるのだが、今回は腫瘍が無いということで、薬には保険が適用されなかった。新しく、強力な抗生物質で、これまで投薬の中で最もきつい薬であった。色々と検査を行ったので、総額は1万4千円であった。


 情報封鎖体制を発動した理由はここから始まる。胃痛だけならまだ活動が可能な範囲で、主体的な意思を持って、活動を行えたのである。しかし、ここで処方されたピロリ菌除菌の抗生物質の副作用に活動する気力を奪われた。
 これは個人差があるものと思うが、余の場合、副作用が極めて強力で在ったと投薬期間を終えて振り返る。副作用として発症したもので、特に活動阻害をしたものを挙げると、不快感、のどの痛み、口内炎、肌の荒れと痒み、食欲減退などである。特に口内炎は有史以来初めて一個以上の口内炎が副作用によって現れ、更に舌に出来たことで、食事の際に痛みを伴う事態となり、著しく食欲を減退させた。また、胃痛の本症状である不快感と、副作用の不快感が重なり、極めて不快な状態にあった。
 この治療中に余は実感した。癌などで闘病をし、副作用で苦しむことということを。これまで多くの薬物に依存し、治療を続けてきた身であるが、ここまで副作用が激烈な強力な抗生物質とは出会ったことが無かった。良く報道される副作用の苦しみ。それを身を持って味わい理解した。死の7日間であった。一部娯楽を楽しむ以外に、主体的に特に帝国に関する内容を考案することなど不可能であった。
 死の7日間を終えた、情報封鎖8日目。副作用も投薬の終了によって減少傾向になり、主症状の胃痛も大分安定を見せてきた。ここで、余は一気に集中して帝国資料の作成を試みることを決心した。金沢で資料を作成して遷都する予定であったが、激化する胃痛に耐えれず放棄。必要な資料で在ったので、その作成が絶対に必要であった。1日掛けて、05年夏審議資料作成、封鎖9日目には、組織図総覧集05年夏版の作成を総力で行った。また、体調が万全でないもの、会議開催が逼迫し、日程も逼迫していることを考え、10日目に提案すべき情報体制と御前会議の検討や憲法問題の研究に入った。そして、11日目。一通り資料作成が終わり、体調も副作用の80%の消失。胃痛の軽減を元に、主体的に活動できる時期に至ったとして、暫定的に一部の情報遮蔽を解除した。


 これが、情報遮蔽10日間の真実である。現在、胃痛は完治したとは言えない状態である。時間的なものを考えて、更なる悪化が見られる場合は、金沢での治療を本格的に考える事になるだろう。最悪(これは、本当に最悪の場合で、其のつもりは無い。)本格的な治療となると、入院、休学という流れも考えられなくも無い。改善を見せているが、予断を許さない状況であり、精神的な影響を察してもらうと、(今回は肉体的な薬の副作用が大きいところがあるが。)音信不通に対しては理解をしていただきたい。また、其の重大性から口頭伝達が理想と考えていた(現在直接口頭(=面会)以外での接触は原則忌避している。)が、宇宙軍最高司令長官を筆頭とする帝国最高幹部にある程度の告知をしておかないと、危機的な時間不足が予想されている審議に要らぬ時間を取る恐れあるため、緊急に告知することにした。
 
 コラム:情報封鎖体制の発動に関しての事後報告
 著者:大宇宙拡大大帝国絶対永久皇帝大帝国大元帥★
 THE IMPERIAL BLACKEye 2005 2005.8.7

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