忍 SHINOBI

 大体、総合文化振興計画を発動すると、1作はどうしようもなく面白くない映画も出てくる。これがその作品になった。 2つの忍者集団があり、そこの男と女が恋をするのだが、それが敵対する組織どうして成就しない。そんな中、双方の組織で戦闘をして勝ったほうを重用すると言う命令がおり、双方選りすぐりの5人、計10人が戦闘する。よくありそうなパターンである。
 戦闘がよければ、このパターンは挽回できると考えていたが、よくない。個々の戦闘が甘い。基本的に1対1で戦闘を行うが、最初の戦闘を除いて短い。それに、あの青い目の攻撃はCGなどの効果をかなり使う。1、2回しか劇中で使わないだろうというのが読める。
 結末も、クレヨンしんちゃんの戦国映画と比べ物に成らないほど悪い。これは1000円払ってもらっても見ない。

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