化学消臭剤に関しての私見

 コラムは執筆に際してそれだけの主張が出来る内容を議題としないと個人的に分量を考えるのがきつい。それ故、コラムが再び形骸化していた。ちょっと主張があるので書いておこう。
 タイトルは、化学消臭剤に関しての私見。最近ファブリーズを代表とする消臭剤が増えてきた。高校中学校時代は体育の後汗の臭い消し8/4を多量に散布している人も多かった。皆消臭の為に用いていることは十分に余も理解しているが、余りに過度な反応で無いかと思う。
 確かに他かが臭いと言えなくも無い。時期的に思春期に入り、身嗜みを気にする時期である。自分の欠点が特に気に障り、異性などの意識の高まりと共に欠点を隠匿したくなるのは人間として普通である。
 だが、個人的に主張したいのは、余りにも過敏すぎるということである。この手の消臭剤は全て化学的な合成を経て精製されたものである。(この場合香水もそれに入るのだが、香水よりも消臭剤は身近にあり、一般的に多様されつつあるので、特に消臭剤とする。)人工的に精製され、自然にはしない物質である。自然に存在しないということは、本質的に辿ると人間の営みに不要なものとなる。
 ホルムアルデヒドアスベストなど化学物質に関する害が注目を浴びている。親が買ってきた消臭剤を一度使ったことがあるが、危険を感じた。頭痛を感じたのである。その時から有害視してきた。
 トイレなど仕方が無い部分もあるが、それ以外の部屋でその類を過度に使うのは避けたほうが良い。自然に無いものは、人間に対して何らかの害を与えるという疑いを持って生活したほうが良い。

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