警察、自衛隊が初の実動訓練 対テロ、国民保護に向け

 治安出動を想定した自衛隊と警察による初の共同実動訓練が20日、札幌市の陸上自衛隊真駒内駐屯地で実施された。武装工作員が侵入した場合の対処訓練だが、一方で政府はそうした事態での国民保護に向け、28日に国民保護法に基づく図上訓練を全都道府県参加で行う。11月27日には福井県を舞台に実動訓練も予定する。国民保護の取り組みでは都道府県で濃淡があるとして、政府は一連の訓練を準備加速のテコとしたい考えだ。

 今日昼のニュースで知った。その後夜のニュースなので追加の映像を見た。極東有事の象徴だった北海道でテロ対策の訓練が行われたことは、新しい防衛の時代を迎えたことを示すということだそうだ。とりあえず、警察が護衛しないと緊急車両として道路を走行できないという規定は早期に改善したほうがいい。ここら辺は、自衛隊が勝手に動けないように厳しい統制をかけたいという側面があるのかも知れないが、おそらく、余り危機感が無いからこのような規定になっているのだろう。
 警察と自衛隊の共同訓練はヘリから降下して展開する作戦だけ公開された。警察はMP5自衛隊は、恐らく64式小銃を装備して作戦を実施していた。ほかの作戦は、手の内を見せることになるから、非公開だそうだ。国防上必要なら良いだろう。初めて、国防上非公開というような事例を見た。
ソース;(朝日新聞http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200510200211.html

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