インペリアル・アイデンティティに関する省察 〜NIDとEII〜
初めに
先日、インペリアル・アイデンティティという概念を提唱した。そして、大宇宙拡大大帝国が帝国である理由は、大宇宙拡大大帝国が理想国家であるからだという結論を得た。
24日一日再びこのインペリアル・アイデンティティに関して深く考え直してみた。インペリアル・アイデンティティが確立したときは、喜びと高揚感に満ちていた。時間が経過し、それら二つが平常に収まったとき少々問題があることに気づいた。
インペリアル・アイデンティティの輪郭は帝国宇宙軍最高司令長官に06年春審議中に構築を目指していることを伝えた。だが、これから紹介する最新思想は本BLOGで初めて公開されるものである。
提唱から24時間以上が経過した今、再びインペリアル・アイデンティティを省察する。
インペリアル・アイデンティティの真相
インペリアル・アイデンティティ。日本語訳、帝国の証。先日私が定義した新造用語である。このインペリアル・アイデンティティを定義していた時、一瞬違和感を覚えた。3月の苦悩と命名された章を執筆している時にである。
その違和感とは、インペリアル・アイデンティティは、私自身のアイデンティティと大宇宙拡大大帝国のアイデンティティの2つが混合されたものではないかという思いである。
先の考察では、
帝国とはどこにもない場所。ユートピア、理想郷。桃源郷であるのだ。大宇宙拡大大帝国が帝国で無ければならない理由。それは、大宇宙拡大大帝国が理想だからである。大宇宙拡大大帝国が、私の理想である限り、大宇宙拡大大帝国は帝国であり続ける。
と結論づけ、大宇宙拡大大帝国が帝国であるのは、大宇宙拡大大帝国が理想国家であるからだと述べている。執筆時はインペリアル・アイデンティティという問題を遂に解決できたという気持ちに占有され気づかなかった問題である。
インペリアル・アイデンティティの分割
ここで、私は一つの理論を提唱する。それは、インペリアル・アイデンティティの分割である。インペリアル・アイデンティティは、大宇宙拡大大帝国が帝国である理由と私にとって帝国とは何かという2つの事象を内包していることは確実である。そこで、それらを別々に定義するために、個別の用語を与える。
大宇宙拡大大帝国が帝国である理由を、ナショナル・インペリアル・アイデンティティ(National Imperial Identity;NID、ニッド)、私にとって帝国とは何かという問題をエンペラーズ・インペリアル・アイデンティティ(Emperor's Imperial Identity;EII、イーツー)と表現する。今後は、これら2つを合わせたものを、インペリアル・アイデンティティと呼称する。
先日の考察の意味、エンペラーズ・インペリアル・アイデンティティ
先日の考察で確定したことは、インペリアル・アイデンティティではなく、実は、エンペラーズ・インペリアル・アイデンティティ(Emperor's Imperial Identity;EII、イーツー;以下EII)であったのだ。EIIは、私にとって帝国という言語が何を意味するのかを問題としている。先の結論で得られたものは、帝国という定義が私にとって理想である故に、大宇宙拡大大帝国が帝国であるということなのである。
帝国が理想と定義出来た今、考案された数々の制度は読み替えることが出来る。
- 大宇宙拡大大帝国=大宇宙拡大大帝国理想(国家)
- 新帝国主義=新理想主義
旧来から、帝国=理想という概念が存在していたのである。だが、私は今までそれに気づくことが出来なかったのである。自分の背中を見ることが出来ないように。
再び悩むこと、ナショナル・インペリアル・アイデンティティ
ここで、一つの問題が発生する。EIIは解決したことは自明である。だが、ナショナル・インペリアル・アイデンティティ(National Imperial Identity;NID、ニッド;以下NID)は、解決していないのである。それに気づいたのが、民主主義帝国という言葉である。帝国は私にとって理想であるが、大宇宙拡大大帝国が帝国である理由は、理想だけではかたづけると、主張としてあまりに弱いのである。より明確な論理的背景が必要なのである。
今まで悩んできたことは、インペリアル・アイデンティティという1つの概念ではなく、インペリアル・アイデンティティが保有する2つの概念であったのだ。そして、先日確立したのは、EIIだけなのである。
NID確立とは
NIDは、大宇宙拡大大帝国が体制として保有する帝国の側面を完全に説明出来たときに確立する。その為、私がしなければならないことは、知識の増進以外に考えられない。即ち、読書によって、常識を取り入れ、常識を形成した後に、常識を打ち破る。そして、帝国である理由を完全に説明できる思想体系が完成するのである。
今まで考えられてきたNID確立のための理論は、絶対大権対対立制度、国家権力監査制度、親政民政選択制度であろう。また、NID確立のための大宇宙拡大大帝国の目標が、大宇宙の統一と永遠平和の実現ではないだろうかと感じる。
省察のまとめ
省察に関する感想
上手く文章が書けなかった。論調が先日より悪い。