TVタックル

 はじめに
 青山繁晴独立総合研究所社長がスタジオ録画出演した。発言は、以前の出演より少なく感じた。しかし、1つだけ重要な発言があった。

 青山繁晴独立総合研究所社長の発言と前後の関係抜粋
 東国原宮崎県知事の副知事任命について、
 「その副知事にね、僕この間、つい10日ぐらい前にあったんですよ。でね、彼は凄いやる気ですよ。二転三転したあと若い自分のところに来たから、これはやらなければいけないとその決心しているから、あんまり官僚だけに見ない方がいいとおもう。」
 
 6ヶ国協議について、特に米国の北朝鮮への姿勢変更の件、
 司会者女性:6ヶ国協議の合意はどうなんですか?
 「6ヶ国協議の内容は、簡単に言いますと北朝鮮の核開発を画期的に進めます。」
 司会者女性:なんでアメリカは同意したんですか?
 「いやこれは、(筆者注:聞き取れず)先生の持論にも関係あるけども、あのよくイラクで泥沼って言いますけど、そうじゃなくて、イラクの泥沼はもう4年越しですから。アメリカが今年の1月に急に変わったんだから、イラクだけでは急に説明できないんです。1月から何が変わったかというと、アメリカはイスラエルと一緒になって、イランへの攻撃を実際に準備を始めているから、北朝鮮に構っている暇が無いって事なんです。北朝鮮は石ころばっかりで油はないし、イランは油だらけです。」
 司会者女性:北朝鮮問題をちょっとおいておきたいからですか
 「それで、それが中国と利害がそこ一致しているでしょ。中国は来年の北京五輪と2010年上海万博が終わるまでは、東アジアで大きな事がおこってもらちゃ困るから、2011年以降に先延ばししたいから、そこでアメリカと中国ががっちり利害が合っちゃったら、それは日本が何を言おうともこんな合意に成っちゃいます。」

 筆者の感想
 他2点とIAEAの査察についての30秒ほどの発言があったが、重要度が低いと判断し掲載を止めた。他2点は、他者の意見に同感などの相づちを打った箇所である。
 冒頭で重要と指摘した部分は、イランへ米国の視線が移っていることである。ブッシュ大統領とアナン国連元事務総長との会談で、北朝鮮はこのままでは許さないという発言があったようだが、どうもイランへ視線が移ってしまったようだ。
 北朝鮮問題へは断固制裁継続だが、一部解除が決定されたこともあり、設置される作業部会などに期待したい。今後イラン攻撃が確実であることを念頭に情報に注意する。アメリカが共同で行う以上、戦術核の使用は無いはずだ。その点だけは、良いことだ。

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