彗星に衝突体命中 NASA探査機、大成功

【ワシントン4日共同】米航空宇宙局(NASA)は米東部夏時間の4日午前1時52分(日本時間同日午後2時52分)、太陽を周回するテンペル第一彗星(すいせい)の固体部分(核)に、無人探査機「ディープインパクト」から放出した直径約1メートルの銅製の衝突体を命中させることに成功した。
 衝突の決定的瞬間の画像を、500キロ以上離れた探査機本体が撮影し、数分後に地球に送信してきた。画像は、霧状に飛び散った物質が太陽光で白く輝く様子をとらえており、TNT火薬約5トン分の爆発に相当する衝突の衝撃で彗星の表面が割れ、内部の成分が噴出したとみられ、予想を上回る大成功となった。

 昨日は米国独立記念日。それもあって大きな歓声でこのニュースは全米中を流れただろう。彗星にダメージを与え、破片を回収するプロジェクト。宇宙でこれだけの規模の観測が実行されるとは。月面着陸と同レベルの成功と言って良いのではないだろうか。回収した破片からは、彗星が出来た年代の物質が詰まっている。別ソースによると宇宙誕生期近くの物質が回収できたそうだ。素晴らしい。
ソース:(共同通信http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000225-kyodo-int

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