死海文書からみるエヴァの輪廻転生世界

 死海文書とは、秘密結社ゼーレが持つ行動予定表である。死海文書には、これから起こる予定が記載されている予言も行っているのだが、そのようなものが世界に存在するのか。
 少なくとも、新劇場版によりエヴァの世界は人類の発生、発展、補完による滅亡(実際は、シンジが人工進化(単一の生命体になること)を拒んだ。故に、群衆に戻ったのだが、再生されたのは2名であり、滅亡に等しい。)を繰り返す世界ではないだろうか。
 そういう世界であれば、ハード的なものは変化せずに次の世界に保存することができる。死海文書は、セカンドインパクト以後の世界を書いた書であり、それが次の人類のゼーレが手に入れることで、再び人類の進化が行われる。
 そのように、人類が滅亡しても保存され、次に委ねられるものが、死海文書であるとすれば、ゼーレの予想が正しい理由や、現実と多少差異がある点は要素の微妙な変化によって起こりうることであること(バタフライ理論)と考えれば、筆者は納得できる。

copy right 大宇宙拡大大帝国建国委員会 2004-2018.