新世紀エヴァンゲリオン 第伍話 レイ、心のむこうに

 初めてのエヴァンゲリオン認定パイロット、ファーストチルドレン。綾波レイ。ここからの2話は主人公にあたっていたスポットをずらしてレイのキャラクターを描く。5話では、レイがいつもどんな生活を送っているかや零号機の開発秘話的なものが紹介される。レイ主体に軸があるが、前半は第四使徒の解析部分があり、強いSF的要素がある。破壊したコア以外は理想的な状態であるということも、ストーリー的にも正しい流れである。そして、使徒が人類と極めて近い存在であるという事実が分かる。
 零号機の暴走回想から、レイに主軸をおいた展開が始まる。シンジとレイを通して、レイの神秘的な行動が描かれてゆく。レイがシンジの父親碇ゲンドウに対する思いも理解できる。
 零号機の再起動試験終了後現れる使徒。次話に引き継がれる戦闘は2話の待ち遠しさと同じものを味あわせてくれる。

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